あなたの「骨盤」歪んでいない?歪みを直して下半身をスッキリ!
こんにちは。ヨガインストラクターの高木沙織です。
“骨盤の歪み”というワードが世に広がりすぎたせいか、一周まわって「骨盤は歪んでいて当たり前」だから、「特になにもしません」なんて方が増えてきているように思います。
というのも、骨盤全盛期?の頃と比べてここ数年は骨盤系のクラスの参加人数がやや減少傾向にあるようすだから。その代わりにトレーニング系や筋膜リリース系は大人気ですよね。
「最近骨盤のことをすっかり忘れていた」というそこのあなた! 自宅で出来る簡単なポーズがあるので、今一度骨盤への意識を高めませんか?
骨盤美人は真の美人
「骨盤美人は真の美人」、これは骨盤ヨガインストラクターの資格を持つ筆者がよく口にしている言葉です。
というのも、骨盤が歪むということは背骨の土台が崩れて姿勢が悪くなったり、下肢にいく太いリンパ管や動脈・静脈の流れが悪くなってむくみや冷えの原因となったり、骨盤内にある婦人科系臓器の働きに影響を与えたりすると言われているから。
もしかすると原因は違うところにあるかもしれませんが、これらに心当たりがあっても「骨盤をケアしよう」と思わない方が多いのはちょっと悲しいことでもあります。
今、少しでも骨盤へ意識が向いたのであれば、ぜひ下記のポーズを試してみてください。
ゆりかごのポーズⅠ
まずは、「ゆりかごのポーズⅠ」から。
(1)ひざを立てた姿勢で座り、両手をそれぞれのひざ裏に添える
(2)ゆっくりと上体をうしろに倒し、(1)の姿勢に戻る~5回
強い反動は使わずにおこないます。
ゆりかごのポーズⅡ
今度は、片ひざを抱えた姿勢で「ゆりかごのポーズⅡ」をおこないます。
(1)右ひざを立てて両手で抱え、左足はまっすぐに伸ばす
(2)ゆっくりと上体をうしろに倒し、(1)の姿勢に戻る~5回
(3)反対側も同様におこなう
足の位置がズレたら、その都度直してからおこないましょう。
骨盤を開くポーズ
最後は、「骨盤を開くポーズ」。骨盤の閉じている方を重点的に動かすポーズです。
骨盤が閉じているかどうかは、足を伸ばして仰向けの姿勢をしたときにチェックします。左右の小指の角度を見てください。より外側に倒れている方が骨盤が開いているので、その反対側の足を意識して動かしていきましょう。
※ 足に力が入ってしまう方は、腰まわりを揺すってからフーッと力を抜いた状態でチェック。
(1)ひざを立てた仰向けから足の裏をつけて、ひざを外に開く
※ かかとの位置は痛みや違和感が少ないところに置く
(2)息を吐いてかかとを上げる~吸ってつま先を上げる×5呼吸繰り返す
閉じている方の骨盤に意識を向けながらおこないます。
すべてのポーズをおこなってもそれほど時間はかかりませんよね。
今回紹介したような骨盤=左右の寛骨(かんこつ)、仙骨(せんこつ)やその周辺の筋肉へのアプローチで骨盤美人になれば、姿勢が美しく下半身もスッキリ、体調の変化も感じられるようになるでしょう。
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