【手が後ろで組めない】原因は肩甲骨にあり?1分で肩こりスッキリ「肩甲骨はがし」 

まず、「背中で手を組んで」みてください。

私は左手が肩上の側はOKですが、逆がダメです。そして、左側に「身体のゆがみ」があるといろんなストレッチで指摘されています。

・立位体前屈はもちろんマイナス

・開脚もできない

・背中だけでなく全体的に身体が硬い

そんな人でも3日坊主にならないストレッチ、それがたんだあつこ先生が指導する「肩甲骨はがし」なのです。

 

以下の3つをPCの横に貼って!「座ったままできる肩甲骨はがし」

背中で両手が組めた方、では「背中で合掌」はどうでしょうか? できなかった?

無理もありません。仕事をしていれば忙しさのピーク、家事をしていればそれも忙しさのピーク。自分だけのために使える時間がどんどん減っていきます。メンテナンスが足りていない自覚はみんな持っていることでしょう。

 

そして、避けられないファクターが更年期。残念ながらホルモンバランスの上でも身体の柔軟さが減る時期なのです。

 

そこで、「これならできる」「肩まわりが軽くなる」3つの肩甲骨はがしをご紹介します。

 

【この記事の使い方】

1・まず、このページを読みながら一通り実践し、方法を覚えます。

2・以下の見出し3つをメモに書いてPC回りに貼ってください。

3・今日から「見るたびに実践」!クセをつけるのが大事です。

 

1・肩こりに「鎖骨の下流し」

悩み1位、不動のトラブルは「肩こり」です。長い時間PC作業をして肩がこったなというとき、みなさんはすぐ肩をもみたくなるのではないでしょうか。たんだあつこ先生の「肩甲骨はがし」では、軽く握った指の関節を使い、鎖骨の下に沿って体の外へ向けて流します。鎖骨部分のリンパを流すイメージです。

1・指を軽く握った関節の部分を鎖骨下の中央に当てます。

2・鎖骨に沿って体の内側から外側に流します。皮膚をこするのではなく、骨から筋肉を動かし、はがすイメージで。

3・最後に、腕の付け根のくぼみ部分へと流していきます。左右同じように行います。

 

鎖骨下全体からワキへにかけては、身体のリンパが最後に集まる、いわばゴミだめ。この老廃物を腎臓・肝臓から排せつするために、鎖骨を動かさねばなりません。鎖骨をほぐしておくと肩甲骨も動きやすくなり、最終的に肩こりや首こりがラクになります。

胸骨に近い部分には咳のツボもあるので、咳が出る場合はここを動かすといいでしょう。腕の付け根に近い部分は肩こり・首こりのツボなので、こうして動かしただけで、首、肩、腕、背中が楽になりますよ。

 

2・肩から首にかけてのこりは「ピノキオの鼻のばし」

どれだけ肩がこっていても、肩を直接もんだり、首を回したりするのはNG。頭蓋骨は5kg近くあるので、頭を回すと首筋を痛める原因になるからです。首や肩が凝った時には、まず、首を倒し、「肩甲骨を動かす」ことが大切です。そのためにはこのストレッチ。

 

1・顔は正面に向け、首を右側に倒します。

2・左の肩を後ろに引き、左の肩甲骨を背骨のほうにぎゅーっと寄せます。肩が上がらないように。

3・鼻がピノキオのように前へぐーっと伸びる感覚に。

4・そのままピノキオの鼻をぐーっと下に向けます。

ほら、首筋が伸びませんか? そうなの、これで十分なんです。ポイントは、ピノキオの鼻が前へ伸び、下へググググググと引っ張られる感覚。

ひじには力を入れないでOKです。逆側も10~30秒、気持ちよく。息を吐きながら行ってください。

3・背中のこりに「あばら骨の間はがし」

背中がこって、ほぐしたいときは、鎖骨下、こぶし1つ分の、あばら骨とあばら骨の間をはがします。身体の後ろ側である肩甲骨をはがすためには、肩甲骨やそこにつながる部分を直接無理に動かすのではなく、その周囲がいつも柔軟に動くようにしておくのが大事なのです!

 

1・写真のように指で押さえて探しても、にぎりこぶしで押してもOK。背中の方にビーンとひびく位置があるので、そこを見つけてください。

2・10~30秒、ゆっくりと力を入れて押さえます。骨と骨の間を押し動かし、はがします。

3・身体の左側、右側ともに、きもちい~い位置をはがしてください。

 

背中が張り、首が痛いとき、喉に違和感があるときにも効果があります。

 

 

もっとスッキリ!「寝たまま肩甲骨はがし」

今回ご紹介した「座ったまま肩甲骨はがし」は、座ったまま・立ったまま行うバージョン。より深くリラックスする「寝たまま肩甲骨はがし」は、「寝た状態」で自分の体重をうまく利用してゆっくり気持ちよく行います。誰でも簡単にできます、本当に気持ちいい~!

 

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