「きじゃく」ではありません!「脆弱」の正しい読み方、知っていますか?
日本にいると、さまざまな文字が目に入ります。漢字、カタカナ、ひらがな、それに英語や中国語などの外国語。漢字、カタカナ、ひらがなの3つは、日本人にとって馴染み深いものですが、すべての漢字が自信満々に読めるかというと「うーん・・・ちょっと自信ない」という人は少なくないはず。
そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します!
「読める気はするけど合ってるか自信がない」そんな漢字の代表例・「脆弱」の読み方、知っていますか?
読み方が分かる人であっても、ジッと「脆弱」の文字を見つめていると「あれ・・・読み方合ってるかな」と不安になるかもしれません。
あまり馴染みのない漢字・「脆」。しかし「脆」に含まれる「危」の字には馴染みのある人は多いはず。ですが「危」に引っ張られて「きじゃく」と読むのは間違いですよ!
正解はこちらです!
「ぜいじゃく」です。
意味は、
もろくて弱いこと。また、そのさま。
引用元:小学館 デジタル大辞泉
です。
「脆」の漢字から「ぜい」という読み方は浮かびにくいものですが、辞書などには
- 音読み:ゼイ
- 訓読み:もろい
と記載されています。
でもなぜ「脆」には「危(音読み:キ、訓読み:あぶない、あやういなど)」という漢字が含まれているのに、「ぜい」と読むのでしょうか。
実は、「脆」という漢字には「危」が表す意味合いがない、といわれています。
現在「危」と記されている部分は元々「刀」の下に「巴(ともえ)」を書いた形で記されていました。その字は「脃(せい)」と読まれていたようです。「不安定なこと」「弱いこと」が語源とされる「脃(せい)」ですが、いつしかその形を「脆」に変え、読み方だけが「脃(せい)」の名残を残したようです。
ただ、現在では「脆」の読み方は
- 音読み:ゼイ
- 訓読み:もろい
しかありません。
ですから、「脆弱(ぜいじゃく)」は読み方だけでなく、漢字と意味も丸ごと覚えてしまいましょう!
参考文献:(130)「危」崖の上で跪いて下を見る
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