「たれる」だけじゃない!「垂れる」の意外な読み方、知っていますか?
漢字にはさまざまな読み方がありますが、中には「言われてみればそうだけど、パッと見ただけでは読み方がすぐに浮かばない・・・」なんて漢字も。
本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題しています。
「垂れる」の「たれる」以外の読み方、知っていますか?
「垂れる」は「たれる」と読むことができます。ですが、他にも「〇〇れる」という読み方があることをご存知でしょうか。正解を知ると「確かに!」と納得できる読み方のはずです。ちなみに「たれる」と読む場合には、
- ひと続きのものの端が下の方へ低く、力なく下がる。
- 水などが何かをつたって少しずつ落ちる。
や
- 目上の者が目下の者に示したり、与えたりする。
- のちのちまで残す。
- 大小便や屁(へ)などをする。排泄(はいせつ)する。
などの意味で表されます。
一方、「〇〇れる」と読む場合には
細い枝などが、長くたれ下がる。
引用元:小学館 デジタル大辞泉
という意味で表されます。
「〇〇れる」を使った代表的な言葉には「〇〇れ桜」が挙げられます。読み方が思い浮かびましたか?
正解はこちらです!
「しだれる」です。
「枝垂れ桜(しだれざくら)」など「垂」の前に「枝」がつくことが多いようですが、「垂」だけでも「しだれる」と読むことができます。
ではここで「垂」に関する漢字クイズをもう1つ出題します。
「垂る」はなんと読むでしょうか。
なんと答えは3つあります!
- しずる
- しだる
- たる
です。
それぞれ意味は、
- しずる:木の枝などに積もった雪が滑り落ちる。
- しだる:長くたれ下がる。しだれる。
- たる : 物の末端が下方へさがる。たれさがる。したたる。流れおちる。
です。
「垂れる(たれる・しだれる)」「垂る(しずる・しだる・たる)」を使い分けられると、より趣きのある表現ができるかもしれませんね!
参考文献:小学館 デジタル大辞泉
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