料理がグッと美味しくなる「スパイス使い」をマスターするには?
カレーや辛いものの記事はいつでも大人気。みなさん、カレーやエスニック大好きですよね! もちろん私も大好きです。
そんな私が長年ぜひマスターしたいと思っていたのが、「スパイス使い」のワザ。しかし、スーパーに行っても何をを選べばいいかわからず、結局有名なスパイス(シナモンとか)を買ってしまっていました。
このままではいけないと思い、スパイス上達の道を探ったドキュメンタリーです!
スパイス=カレーだけ?
スパイスの本を探したところ、スパイスカレーの作り方ばっかりです。カレーのために何種類もスパイスをそろえると後に余るのは目に見えているので、もっと包括的にスパイスを知りたい、と思っていました。
そこで見つけたのが、「スパイス&ハーブの使いこなし事典」。本を読めば使いこなせるうえに、「スパイス&ハーブ検定」認定テキスト、とあるではありませんか!
ぼんやり本を読んでも技はマスターできないが、「検定を受ける」という目的を設定すればイヤでもいろいろ覚えるだろう、と怠けやすい自分の尻をたたく作戦に出ました。
いきなり2級にトライ
「スパイス&ハーブ検定」は、3級、2級、1級とあります。3級から受けるのもかったるいし、かといって1級は難しそうということで、2級を受けることに決定。テキストも見ずに申し込んでしまいました。が、テキストを読んだら、いろいろと覚えることがあるので焦り気味に(汗)。
実践しながら覚えてみる
各スパイスに特徴・用途が書かれているので、まずは用途をチェックして実際に作りながら味を確認。まずは巻頭にあるレシピの中から、9種類のスパイスとハーブを使ったチキンカレーを作ってみました。
クミンの香りがばーっと広がって、あれ、お店のカレーみたいな仕上がりに。スパイスの力ってすごいなあ、と再認識。それからは調子にのって、八角と豚の煮込みやサラダにスパイスをまぜたりといろいろ実験してみました。
八角とクミンが好き、ということがわかり、楽しかったです。
試験を受けた!
10月2日(日)、会場である目白の学習院大学へ。12:30から説明が始まり、試験は12:40~13:40の1時間。受けているのは、シェフやソムリエっぽいプロ風の人たち。みなさん、ギリギリまで真剣にテキストを読んでいます。こちらも負けじとギリギリまでスパイスの特徴を読み込みました(他にやることもないし)。
やはり難しい試験問題
テキストの後ろには予想問題がついており、それを解きつつ「難しいな」とは思っていました。が、やはり実際の試験は難しい。。。2級は択一式(マークシート)ですが、それでも答えがわからないもがもちらほら。焦らず、わかるものから解いていきました。
幸い問題数はそんなに多くなく、全て解答してから見直しをする時間もありました。試験後、テキストを見ながら問題を思い出して答え探し。見直して解答を変えたら元の解答のほうが合っていた箇所もあり、「なにやってんだ自分」とブルーな気分になりました。
12月に入り、合格証書が!
受験したことすら忘れていた12月に入り、大き目の封筒が検定運営事務局から届きました。中を開けると、合格証書が! 自信がなかったので、合格できて喜びもひとしおです。
そしてもちろん、スパイスの知識は前より増えました。新しいスパイスを買っては、テキストを見て料理のイメージをふくらませています!
なんとなく適当に料理前にスパイスを入れていたのですが、料理に使うタイミング(下ごしらえで使うのか、調理中なのか、仕上げなのか)がわかって、料理に使いやすくなりました!
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