「よどむ」ではありません!「泥む」の読み方、知っていますか?

漢字にはさまざまな読み方があります。そのため漢字1文字なら馴染みがあっても、その後ろに送り仮名がつくことで「え、これなんて読むの?」と戸惑ってしまう、なんてことも。

そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します。

「泥」という漢字。馴染みのある漢字ですし、読み方も意味もわかるかと思いますが、「泥む」と書かれたとき、どう読むか知っていますか?

「泥」と1文字書かれている場合には、迷わず「どろ」と読むのではないでしょうか。ただし「泥む」を「どろむ」と読むのは間違いです。また「泥」という漢字の印象から「泥む」を「よどむ」と読んだ人もいるのではないでしょうか。しかし、これもまた間違いです。

「よどむ」は漢字で「澱む・淀む」と書きます。

なお「よどむ」は「流れが滞って水がたまる」ことや「物事が順調に進まない」ことを表します。

「泥む」にも「よどむ」に似た「とどこおる」という意味があります。

1 そのことに心がとらわれる。こだわる。執着する。
2 物事がはかばかしく進まないでいる。進むのに難渋する。とどこおる。
3 なじむ。なれ親しむ。
4 悩み苦しむ。病む。
5 植物がしおれる。生気がなくなる。
6 ひたむきに思いを寄せる。執心する。

引用元:小学館 デジタル大辞泉

正解はこちらです!

「なずむ」です。

金八先生でおなじみの武田鉄矢さんが歌う海援隊の『贈る言葉』。この一節に「暮れなずむ町の〜」とありますよね。この「暮れ“なずむ”」が「泥む」です。

「滞る」ことを意味する「泥む」。「暮れなずむ」は暮れる状態で滞っている様を表しています。

そのため「暮れなずむ」という言葉を使うときには、「日が暮れた」意味で使わないよう注意してください。「日が暮れた」という意味を表す場合には、単刀直入に「暮れた」と表します。「日が暮れかかっているが、真っ暗になるまで時間が長い」、そんな状況を表すときに「暮れなずむ」と使いましょう。

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