「ひらく」ではありません!「繙く」の読み方、知っていますか?

漢字にはたくさん種類があり、その読み方も様々です。そのため一度は耳にしたことがある言葉であっても、漢字で表された途端に読めなくなる・・・なんてことも。

そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します。

「繙く」の読み方、知っていますか?

 

「繙く」という言葉に使われている「繙」はあまり日常生活で見かけることのない漢字です。読み方のヒントとなるのは「〜く」という送り仮名だけ。「〜く」という送り仮名から「ひらく」と読んだ人もいると思いますが、「ひらく」は間違い。

「繙く」には大きく2つの意味があります。

  1. 書物を縛っている紐を開く
  2. 書物の内容を読む

“紐を開く”が読み方のヒントです。

正解はこちら!

「ひもとく」です。

「繙く」の意味を辞書で調べると

1 《書物の帙(ちつ)のひもを解く意》書物を開く。本を読む。
2 《1から》書物などで調べて真実を明らかにする。
3 衣服の紐、特に、下紐を解く。
4 つぼみが開く。

引用元:小学館 デジタル大辞泉

とあります。

「ひもとく」は一般的に「紐解く」と表記されることが多いですが、「繙く」も「ひもとく」と読みます。

「繙く」も「紐解く」も、昔、書物が巻物の状態だったとき、巻物の紐を解いて、巻物を広げて読むことに由来しています。現代の書物は巻物になっていないので、「ひもとく」とその言葉の意味が結びつきにくいかもしれませんが、昔の名残が生き続けている言葉とも言えますね。

また近年「歴史をひもとく」など、“書物などで調べて真実を明らかにする”という意味で「繙く」という言葉が使われています。ただ元々の意味には、内容を「解き明かす」意味合いはなかったようです。ご紹介した辞書には“書物などで調べて真実を明らかにする”という意味が掲載されていますが、この意味が記載されていない辞書もあります。

参考文献

  1. 紐解く、繙く – 日本語を味わう辞典
  2. 【赤字のお仕事】「ひもとく」だけでは「解き明かせない」のですが…

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