「旋毛」って体のど~こだ?何て読むかわかりますか?
漢字にはさまざまな読み方があります。そのため、馴染みのない漢字を目の前にして「え、これなんて読むの?」と戸惑ったことがある人も少なくないでしょう。
そこで本記事では、意外と読めない漢字クイズを出題します。
本記事で紹介するのは「旋毛」。「せんもう」という読み方は間違いではありませんが、誰もが知っている体の一部を表すのに適した「旋毛」の読み方、知っていますか?
「旋毛」を「せんもう」と読む場合、
渦を巻くように生えている毛。○○○げ。
引用元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。
“誰もが知っている体の一部”で、”渦を巻くように生えている毛”と言われると、なんとなく「あそこかな?」と思い浮かぶのではないでしょうか。
正解はこちらです。
「つむじ」です。
髪の毛が渦巻き状に生えているところを指します。
「旋毛」の「旋」には「ふきながし」「歩き回る」という意味があります。「ふきながし」とは「ぐるぐる回る」という意味があり、それが「つむじ」を表す漢字に当てられました。
なお「つむじ」の語源は、
- つむ
→「錘(糸を紡ぎながら巻き取る装置)」や「紡ぐ」など、回るもの - じ
→「嵐(あらし)」の「し」、「風(かぜ)」の「ぜ」など、風を表すもの
と言われており、「つむじ」は”髪の毛が渦巻き状に生えているところ”を表すよりも、「旋風(せんぷう・つむじかぜ)」として用いられていた方が古いと言われています。
参考文献:旋毛(つむじ)語源由来辞典
- 旋毛 つむじ、せんもう
- 旋風 つむじかぜ、せんぷう
まとめて覚えてしまいましょう!
スポンサーリンク