松嶋菜々子、繰り返し離婚のウワサが浮かぶのに逃げ切れる意外な理由

以前に「VERY」(光文社)のモデルは案外離婚していると書いたことがありますが、最近では連載執筆陣も離婚を発表しています。

 

離婚こそ、贅沢品の時代?

モデル・クリスウェブ佳子は離婚をし、タレント・小島慶子はエア離婚(子育てが終わったら離婚する前提で同居する)を宣言。小島慶子の後を引き継ぐ形で新連載を開始したタレント・SHELLYは、二人の幼子を抱えて離婚したばかり。

 

ちなみにこのお三方、夫をかなり持ち上げ、ある時からは当たりが強くなるという、離婚タレントあるあるの典型的なパターンにあてはまる方たちです。

 

高収入の夫に愛され、子どもを名門校に入れ、自分はお教室を開いて自己実現する、という往年の「VERY」を知っている身には驚くべきことですが、離婚もまた贅沢な選択でしょう。

 

お子さんを持つ女性が離婚をするときに問題になるのが、経済的なことだと思いますが「離婚できる」ということは、経済的な問題を乗り越えられたということでもあります。

 

お子さんがいると難しい部分もあるでしょうが、恋愛をしてもいいわけですし、もう一度結婚してもいい。結婚をしたからといって幸福ではないということに、世の中はうすうす気づいてきましたが、離婚イコール不幸という目で見ている人も減っているのではないでしょうか。

 

このように、はた目から幸福が見えにくくなってくると、自分が何を求めているかをはっきりさせないと、どこまで行っても自分に自信が持てない、いまいち幸せでないという状況に陥ってしまうのかもしれません。

 

結婚は一回で、自分より“上”の人として、女性が尽くすもの。日本の女性はこんな考えをなんとなくすりこまれて育てられたと思います。

 

芸能人の場合、おしどり夫婦と言われることが仕事につながったりもしますから、尚のこと、冒険(離婚)は避けたいと思いますが、我が道を行っているな~と私が勝手に思っているのが、女優・松嶋菜々子なのであります。

 

松嶋菜々子・反町隆史夫妻に離婚のウワサが絶えなかったワケ

2001年に「GTO」(フジテレビ系)で共演した俳優・反町隆史と結婚。人気俳優同士の結婚だけに注目が集まりました。

 

松嶋菜々子は清純派女優として人気が高く、彼女が結婚の話をすればウケそうなものですが「プライベートなことなので」とあまり多くを語らなかった。結婚会見こそしたものの、ワンピースでもスーツでもなくカジュアルな服装であったことに文句を言う人もいました。

 

会見の中で、理想のカップルを聞かれた松嶋は、「素敵だなと思う人はいても、理想のカップルはいない」と答えていたことを覚えています。この時代、だいたい清純派女優は理想のカップルとして、両親や事務所の先輩女優の名前を挙げることが多かった。「いない」と答える人は珍しいと思ったものですが、この考え方は時代に合っていたのかもしれません。

 

結婚後も松嶋は順調に仕事を続けていきますが、反町はそうでもなく、離婚説が何度も浮上しました。男性のほうが“上”でなければ結婚生活はうまくいかないという考えの強い時代でしたから、仕事をしていない反町に松嶋が愛想をつかすと見る人が多かったのでしょう。

 

しかし、夫妻はお子さんをもうけ、お受験も成功させるなど、離婚説をものともせずに進んでいきます。松嶋は非常に教育熱心で、「女性自身」(光文社)によると同じ事務所の先輩である女優・白川由美さん(郷ひろみ初代夫人、二谷友里恵さんのお母さん)を慕っていて、お受験などの心構えを聞いていたそう。ちなみに白川さんは友里恵さんのお受験の際は仕事を完全に休んで受験に備えたそうです。

 

お受験界では、お父さんがどれだけ熱心かがお子さんの合否に関わってくるという考え方があるそうですが、松嶋が仕事をし、反町が家にいるというのはいい役割分担だったのかもしれません。

 

反町が「相棒」(テレビ朝日系)のレギュラーとなり、視聴率も好調となってから離婚説を聞くことは、ほとんどなくなりましたから、いかに「オトコはオンナより上でなければならない」という圧が強いかがわかるというもの。

 

プラスして、松嶋自身が「自分より上のオトコでなければいけない」と思っていたとしたら、結婚生活はつらかったのではないかと思います。実際に内心どういう気持だったにせよ、少なくとも外からの圧は跳ね返したと言えます。

 

もしかして、「理想を持たない」ほうが人生うまくいく?

俳優・三浦友和がティーンに人気の俳優から、オトナの俳優へ脱却する難しさを「徹子の部屋」(テレビ朝日系)で話していたことがあります。

 

10代の子にいくら人気があったとしても、その人気は移ろいやすい。かといって、オトナの俳優として認めてもらうのは簡単なことではない。百恵さんと結婚したときの友和がその時期で、友和もほとんど仕事がなく、家にいることが続いたそうです。

 

そんな友和を「百恵さんのヒモ」と書いた週刊誌もありました。

 

だが、仕事がない時期でも、百恵さんはそれを責めるようなことはひと言も言わなかったそうです。同じ世界で仕事をして頂点を極めただけに、本人のやる気で仕事が決まるほど甘い世界ではないと知っていたからではないでしょうか。友和は仕事のない時期にお子さんが生まれたので、子育てに積極的にかかわることができたとも話していました。

 

能力ある女性は「こうありたい、こうなりたい」と理想を持つことで、努力して目標を達成することができるでしょう。しかし、その一方でその理想が自分を苦しめることになるのではないかと思うことがあります。

 

「こんなはずじゃなかった」「私はこんなにやっているのに」「違う道を選択しておけばよかった」と思ってしまうと、なかなか抜け出せないのではないでしょうか。

 

理想を持たないことの利点は、選択肢が増えること。頭の中の浮かぶ何かが理想なのか、実態を伴わない思い込み、つまり妄想なのか。苦しいときは、そこを仕分けすることから始めるといいのかもしれません。

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