「ぞくめ」ではない!「嘱目」の正しい読み方、知っていますか?
さまざまな読み方がある漢字。中には正しい読み方を知っても「え〜、こう読めそうなのに…」とちょっぴり不満に思ってしまうような漢字に出会うこともあります。
本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します。
「嘱目」と書かれていたら、あなたはなんと読みますか?
「嘱目」なんと読む?
「嘱目」とは
1 今後どうなるか、関心や期待をもって見守ること。
2 目を向けること。
3 俳諧で、指定された題でなく即興的に目に触れたものを詠むこと。引用元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。例文には「将来を嘱目される」などが挙げられます。
「嘱」に含まれる「属」の字に引っ張られ、つい「ぞくめ」と読みたくなるところですが、「ぞくめ」は間違いですよ!
正解はこちら!
正解は「しょくもく」です。
「嘱目」は「属目」と書くこともできますが、「属目」と書く場合も読み方は「しょくもく」ですのでご注意を!
思わず「ぞく」と読みたくなる「嘱」ですが、
音読み ショク
訓読み(常用外)たの(む)
引用元:嘱|漢字一字|漢字ペディア
とあるように、そもそも「ぞく」という読みはありません。この機会に「嘱=ショク」と覚えてしまいましょう。
「嘱」には漢字単体で
- たのむ
- いいつける
- まかせる
- ゆだねる
の意味と
- よせる
- 目をかける
の意味があります。
「将来を嘱目される」という例文を紹介しましたが、「嘱目」だけで「将来どのようになるか、目をつけて見守る」という意味を持ちます。
俳句を嗜む人には馴染み深い
日常生活ではなかなか使う機会に恵まれないかもしれませんが、「嘱目」と調べてみると、俳句をやっている人にとってはとても馴染みのある用語だということが分かります。俳句用語では「作句において実景で目に触れた風物を写実的に作ること」を意味する「嘱目」。SNS上でも俳句を嗜む人たちの書き込みに、度々「嘱目」の文字が見られました。
参考文献:瀬崎圭二監修, 『正しい日本語どっち? 500』, 平成28年5月20日, 株式会社 彩図社
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