コロナ明けまでに!「今やらないとあとで損する」5つのお金のこと

緊急事態宣言の解除に伴い、自粛も解除が広まっていますが、まだまだ先だと思っていた花火大会や夏祭り、フェス、秋のイベント・コンサートまで中止のニュースが流れています。

しかし、このような状況は永遠に続きません。できないことを憂うだけではもったいない! 今だからこそできる「コロナ明け」のことをご紹介します。

 

解禁されたら「旅しまくりたい」人、今すぐ積立して!

旅行会社や航空会社では、オリジナルの旅行積立を販売しています。

たとえばHISなら「貯めチャオ」。10万円の旅行券にするには、16589円を6ヶ月積み立てると465円お得、8252円を12ヶ月積み立てなら966円もお得に! 旅先でのカフェ代にできそうです。

他にJCB、JAL、ANAにも同様の商品があり、航空系ならパック旅行だけでなく航空券の購入にも積立満期分を使うことができます。

 

買い物欲が爆発しそうな人、この積立は絶対にお得

お得さならバツグンなのがデパート友の会。デパートで手続きして積立していくとボーナスがつく仕組みです。

5,000円6ヵ月満期コースなら満期で30,000+2,000円(積立額の0.4ヶ月分がボーナスに)、5,000円12ヵ月満期コースなら60,000円 + 5,000円(1ヶ月分の積立額がボーナスに)になり、とてもお得です。

一例を挙げると、大丸松坂屋友の会の場合、店頭で手続きしたあと、金融機関で引き落としするか、毎月店頭に積立金を納付するか、2つの積立方法があります。

満期になると会員証カードに残高チャージされるので一円単位で買い物の支払いに使うことができます。

デパ地下グルメやセールにならないブランド化粧品をお得に買いたい人は、今すぐ始めてください。

 

大きな買い物は6月いっぱいに。ポイント還元がマスト

消費税が10%に上がってから実施されているキャッシュレスポイント還元は2020年6月まで。残りわずかです。

 

在宅中に見直したくなった洗濯機やエアコン、テレビ、インテリアなど大きな額の買い物は、ポイント還元のあるお店を選んで6月までに。お店の規模などにより2%、5%の還元で、ネットショッピングでも対象店があります。

 

また、マイナンバーカードを発行している人が対象になる「マイナポイント」が2020年9月から新たに始まる予定です。もしまだマイナンバーカードがお手元にないなら、発行までに1ヶ月以上かかることもあるので早めに申請するのがおススメ。

 

手元にあるマイナンバー通知カードのQRコードから簡単にネットで発行申請することができるので、早めに申請しておきましょう。ただし、カードの受取りは区役所など自治体窓口に行く必要があります。

 

地元のお店、アプリでクーポン配布を始めていませんか?

ファーストフード、ファッションブランドなど様々なお店でポイントカードがアプリに切り替わってきています。

 

あちこちで登録していくとあっという間にスマホ画面がアプリだらけで管理しきれなくなってしまいます。よく行くお店3~5店舗に絞って効率よくポイントを貯めたり、割引クーポンをゲットしましょう。

例えば、お弁当のほっともっとは、アプリ会員に入会するだけで150ポイント、初めてチャージすると100ポイントもらえます。1000円チャージすると10円(付与率1%)、3000円で60円(付与率3%)、5000円で150円(付与率5%)貯まるので家族や同僚でまとめ買いする時はチャージしてから購入するとかなりオトクです。

 

積立投資は今がラストチャンスかも?

「コロナショック」と言われるほど、業種によっては株価が下がっています。特に旅行、航空、レジャー業界は半値になっている企業もあるようです。

 

景気が悪くなると投資に二の足を踏んでしまいがちですが、逆に安値で買え、始めやすい時期ともいえます。

 

物価が上昇しているなか、この低金利で普通預金や定期預金にいれたままでは、自分の資産価値は目減りしてしまうことになってしまいます。このコロナ自粛でネットで無料で見られるマネーセミナーや投資セミナーが沢山出ています。

 

リアルのセミナーは金融商品を勧めらそうで勇気が必要ですが、オンラインセミナーなら自宅で見るだけなので安心。ただし、個人情報の登録が必要な場合、相手が悪いとしつこくセールス電話がかかってくる可能性もあるので、電話番号を渡していいかどうかはよく考えて。この機会に投資にも目を向けて始めておきましょう。

 

全部やらなくていい。「今できること」を「今すぐに」しておくのが大切です

自粛警察なるものが出没し、私の地元札幌では、札幌ナンバーの車で苫小牧市(室蘭ナンバー)に出かけて15分車から離れたら「コロナ運んでくるな」と張り紙をされたという話が。おおらかな県民性と言われる北海道ですらこのような状況ですから、全国的にニュースにならない出来事は沢山あったことと思います。

しかし、少しずつ自粛が解除されて遠出できる機会も増えてくることでしょう。早めに準備しておくとレジャーや買い物をオトクに楽しむことができ、自己研鑽もおトくにできます。コロナ自粛でできないことを憂うより、今からできることをしておいて後からラッキーと思えるようにしておきましょう。

 

稲村優貴子
ファイナンシャルプランナー(CFP🄬)、心理カウンセラー、ジュニア野菜ソムリエ
大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポートをする仕事がしたいとの想いから2002年にFP資格を取得し、独立。現在FP For You代表として相談・講演・執筆活動を行っている。日経ウーマン、北海道新聞などへの記事提供、テレビへの取材協力など各メディアでも活躍中。著書『年収の2割が勝手に貯まる家計整え術』河出書房新社。趣味は、旅行・ホットヨガ・食べ歩き・お得情報収集。FP Cafe登録パートナー。

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