「ちょくむき」「じかむき」も間違い!「直向き」の読み方、知っていますか?
日常生活で馴染みのある漢字であっても、その漢字を使った言葉の中には、思いも寄らない読み方をするものもあります。
本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します。
本記事でご紹介するのは「直向き」です。
「直向き」の読み方は?
「直接(ちょくせつ)」や「直に(じかに)」と読むことができる「直」。しかし「直向き」とあったとき、「ちょくむき」「じかむき」と読むのは間違いです。
意味を知ると「ああ、そう読むのね!」と納得できるかもしれません。
「直向き」の意味は
一つの物事だけに心を向けているさま。忍耐強く、いちずに打ち込むさま。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
です。
「直向きな性格」「直向きな姿勢」などが例文としてあげられます。
正解は…
正解は「ひたむき」です。
「直(ひた)」は
音読み チョク・ジキ(常用外)チ
訓読み ただ(ちに)・なお(す)・なお(る)(常用外)じか・すぐ・あたい・ひた出典元:直|漢字一字|漢字ペディア
とあるように常用漢字表外の読み方ですが、“ひたすら悟られないように努めること。ひたむきに隠すこと。”を意味する「ひた隠し」の「ひた」もこれに当たります。
直向きの類語で漢字クイズ!
直向きの類語「真摯」の読み方、知っていますか?
「摯」と「攻撃」などに用いられる「撃」が似ていることから「しんげき」と読み間違えてしまう人もいますが、「真摯」は「しんげき」ではなく「しんし」と読み、
まじめで熱心なこと。また、そのさま
出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。微妙に意味は異なるものの、「直向きに取り組む」を「真摯に取り組む」と言い換えても違和感はありません。
ではもう一つ。直向きの類語に「只管」がありますが、これはなんと読むでしょうか。「じかん」と読みたくなるところですが…お時間あれば、答え合わせてしてみてください。
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