「たばむ」ではない!「竦む」の読み方、知っていますか?

2020.06.23 QUIZ

「どこかで目にしたことがあるけど、読み方には自信がない」そんな漢字に遭遇したことはありませんか?

本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します。

「竦む」の読み方、知っていますか?

「竦む」の読み方は?

読めそうで読めない漢字は、文中に出てくればなんとなく読み方が分かるものですが、その言葉単体でパッと出されると、その読み方になかなか自信が持てないものです。

でも「竦む」の場合、その意味を知れば、スッと読み方が思い浮かぶかもしれません。

1 驚きや恐れ、極度の緊張などのためにからだがこわばって動かなくなる。
2 からだが小さくなる。
3 態度がかたくなる。
4 紙・布などが、かたい感じになる。こわばる。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

「足が竦む」「体が竦む」「立ち竦む」といった表現を聞いたことありませんか?

正解は…

「すくむ」です。

「立」と「束」という漢字で成り立つ「竦」は、足が棒を束ねたように真っ直ぐに固まった状態で立っている様を表します。

「足が竦む」「立ち竦む」などは、自分自身が対象に恐ろしさを感じ、動けなくなることを指します。「射竦める(いすくめる)」はそれとは逆に、自分が視線で相手を萎縮させ、動けなくさせることを表します。

それから「肩を竦める」。「肩を竦める」動作といえば、「どうしようもない」気持ちを表す、両手のひらを上に向けて肩を縮ませるジェスチャーが思い浮かびますが…

1 両肩を上げて身を縮こまらせる。恥ずかしい思いをしたときなどのようす。
2 どうしようもないという気持ちを表すために、両方の手のひらを上に向け、両肩をあげる。主として欧米人のしぐさ。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

とあるように、元々は「竦む」が表す通り、恥ずかしさで身を縮こませることを指しています。

 

参考文献:緊張して動けないときは…『足がスクム』|意味・読み、語源と変化|どれだけ知ってる?漢字の豆知識|日本漢字能力検定

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