上沼恵美子、キンコン梶原騒動でチラ見えする「情の深いオンナ」の恐怖感

若い人が会社の飲み会を嫌う、というのは、よく聞く話であります。私が若いときもそういう風潮はありましたが、そこは第二次ベビーブーマーは「上には従順」を叩き込まれている世代ですから、我慢して参加している人は多かったのではないでしょうか。

 

令和になっても、やっぱり仕事の飲み会は大事。そう私が思うワケ

まぁ、オジサンやオバサンと飲んでも、面白いわけはなかろうと思うのです。でも、だからこそ、自分の所属する部署の飲み会は、最低限は行っておくことが大事なのではないでしょうか。

 

理由は簡単、人ってひいきする生き物だから。

 

念のために申し添えますが、媚びてこいとか、お色気接待しろとかいう意味ではありませんし、部下を持つ人はえこひいきは許されると思っているわけではありません。

 

しかし、人間は機械ではありませんから、すべての判断にはまったく”私情”が入らないということはないと思うのです。

 

たとえば自分がある程度好感を持っている人のミスはそんなに気にならないし、しょうがないから助けてやろうという気にもなると思いますが、そうでもない人だと「迷惑だな」「またこいつか」と思うことはあると思います。

 

仕事を割り振るときも「私、やりたいです」と前からアピールしていた部下と、なんのアクションも起こさない、何を考えているのかいまいちわからない部下、仕事の出来が同じくらいなら、どちらに仕事を割り振るかは言うまでもないでしょう。

 

これがすばらしく上手かったのが、ご存知の彼女です

とくに芸能界のように、実力が見えそうで見えない世界では大物にかわいがられるかどうかは芸能人人生をも左右するのではないでしょうか。工藤静香なんてその辺が抜群にうまい。

 

「歌のトップテン」(日本テレビ系)の司会、和田アキ子には食事に連れていってもらい、「生まれて初めてすき焼きを食べさせてもらった」と「夜のヒットスタジオデラックス」(フジテレビ系)で明かしています。ちゃんとテレビで言うところがすごい。島田紳助には100本のバラの花束を贈られるなど、誰にかわいがられればいいのかをわかっている。「週刊文春」(文藝春秋)によると、あのメリー喜多川の覚えもめでたいそうです。

 

けれど、かわいがられればいいか、というとそうでもないようで。かわいがられる、というのは新しいリスクを背負いこむことなのかもしれません。

 

大物に愛されたがゆえに起きた「卒業」という名の降板

ABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」で、メインパーソナリティーの上沼恵美子(以下、えみちゃん)が、隔週レギュラーだったキングコング・梶原雄太の卒業を発表します。

 

「梶原くんがね、東京から(通うことが)しんどいということで。行ったり来たりというのか。忙しくなってきてるしね。ユーチューブで。私も突然聞かされ、へーと思っている。一応卒業という形ですね?」

 

「まだここで言うなって?だって、来週わかることやから」と穏やかでない感じ。

 

これに対し、梶原本人が

「僕からすべて語ることはできない」

「忙しくなって、東京から行くのがしんどくなったと思ったことは、一度もございません」

とツイート、二人の間に溝があることを感じさせたのでした。

 

梶原はラジオだけでなく、「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ)のレギュラーも降板しましたが、「女性セブン」(小学館)によると、もともと番組に梶原をひっぱってきたのは、えみちゃん本人だったそうです。

 

梶原は売れすぎて心身のバランスを崩し、失踪騒動を起こしたことがありました。精神的に不安定な人をテレビにブッキングすることはリスクが伴いますから、復帰しても仕事はなかなか増えない。

 

そんな時に「あなたはスターになる人ですよ」とえみちゃんが自分の番組に抜擢したそうです。「快傑えみちゃんねる」のハワイロケの際は、梶原に100万以上もする高級時計を買ってあげていたそうですから、相当かわいがっていたということでしょう。

 

いま振り返れば、かなり前から予兆はあった。この不和の原因は

「女性セブン」では、今回の騒動には、番組の構成作家を務めていたえみちゃんの息子が絡んでいたとしています。えみちゃんが梶原をかわいがっていたことが気に入らない息子が、プロデューサーに「梶原は役に立っていない」と進言したことで降板が決まったそうです。

 

えみちゃんは「構成作家がそこまで口を出すことではない」と、息子を番組から外したそうですが、梶原に対してかなり思うところがあるようで。

 

6月中旬の「快傑えみちゃんねる」では梶原に「何度もおごってきたのに、義理を欠いている」「イラついてんねん!君に」と梶原を批判。えみちゃんの怒りは収まらず、放送できるものではないと制作陣は判断。この回はお蔵入りになり、梶原は降板を自分から申し出たそうです。

 

この件と関係あるかわかりませんが、6月8日放送のABCラジオ「こころ晴天」で、新型コロナウィルスに関する自粛などで、三か月ぶりに一緒に収録した梶原に対して「挨拶がない」「今日はあなたのメールを朝6時から待っていた」と話していたことがありますから、梶原に対して不満があったことは間違いないと思います。

 

おそらく、お互いに言い分はあるでしょうが、なぜえみちゃんがこんなに怒っているかというと、「かわいがっていたから」だと思うのです。

 

「尽くすオンナが一番怖い」情の深さの背景に潜むモノとは

目下を引き立てるというのは、自分にはメリットの少ない行為と言えるでしょう。にもかかわらず一肌脱ぐのは、相手に対する気持ちが強いことと、もともと持っている情が深いのだと思います。

 

しかし、この情の深さというのが厄介。「やってあげる」ことが無上の喜びなだけに、嘘であってもネガティブ情報が入ってきたり、「やってくれてありがとう」という気持ちが見えないと、怒りが倍になってしまうのではないでしょうか。

 

えみちゃんは自分を「尽くすタイプ」と言っていましたが、友人が「尽くす女のほうが、やり返してくるから怖い」と話していたことがあります。

 

それはおまえが怒らせたからちゃうか?と言いたいところですが、手間暇かけると執着は増すので、裏切られたという気持ちも強くなるのだと思います。

 

芸能界は数字を稼いだもんがちの世界ですから、高視聴率を叩きだすえみちゃんは、今のところ、何をやっても許されるでしょう。しかし、一般人で会社員が「かわいがっていた人が礼儀を欠いている」として叱責したら、下手したらパワハラやセクハラに該当するおそれがあります。

 

女性のやさしさ、というのは時に暴走を招きます。アラフォーやもっと上の世代になると、下の人をひきたててあげたいと思うこともあるかもしれません。その時に「愛しすぎないこと」、また「愛しすぎる」のは、自分の寂しさをうめるためではないかを考えるといいかもしれません。

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