美容液の効果を最大に生かす「正しい使い方」って?
乾燥が気になる季節に加え、花粉もちらほら、日差しも強くなる春も目前。
アラフォー女性にとって日々のスキンケアだけでは万全な気がせず
スペシャルケアを実施している方も多いのでは?
一般に「美容液」と称されるものの定義はこう。
「化粧水と異なって、粘度があり、保湿機能とともに
クリームや乳液のようなエモリエント機能をもつもの」
実際は保湿だけでなく、美白や、ハリ、目元専用、毛穴ケア……etc.
商品ごとにプラスアルファの目的にあった成分が高配合されているものを指します。
肌悩みに気づいたとき、それが美容液投入のタイミング?
美容液に頼りたくなるときというのは、やはり、肌トラブルを実感したときが多いと思います。
「あ、まずい、毛穴がたるんできた。使わなきゃ」
「気づいたらこんなところにシミが!使わなきゃ」
と対処療法的に気持ちが動き、何かを買おうと思い立ったりしますよね。
しかし、美容液の本来の目的は、
トラブルを起こさないように使うべき
なのだそう。
美容液こそデイリーに「予防」として取り入れるべき
これからの季節、いちばん活躍しそうな美白美容液を例にあげて説明します。
シミが見えて気になりはじめたときというのは、すでに肌の奥でメラニン色素が増えてしまい
肌のターンオーバーによりシミとなって表面に出た状態。
一方、美白美容液は、配合成分によって違いはありますが、
どこで効果を発揮するかというと、メラニン色素が日差しを浴びて
「メラニンをつくらなきゃ」というタイミングで生成を抑制したり、阻害したり、
という働きをするものがほとんど。
シミを発見してから投入しても、すでに遅しというわけです。
美白に関してですが、できてから使うのは、
肌のターンオーバーと訴求成分が効くタイミングとでタイムラグが生じてしまうわけなのです。
自分の肌と美容液の訴求成分についても知るのが効果的な使い方
美白美容液について上で少し触れましたが、
自分の肌をどうしたいか、と美容液の成分がどういう効果を持っているかを
よく知ってから使わないと、たとえ高価な美容液だとしても
無駄足になる可能性も。
最後に、美容液の効果的な使い方は各商品それぞれでしょうし、
どこでわかるのか、というとそれは
美容液のパッケージなどについている使い方のレクチャーです。
そこにこそ、各メーカーさんが渾身の研究成果をこめた
効果的な使い方や、使用量の目安などが記載されています。
それをよく読まずに、自己流で投入しても回り道をしているようなもの。
案外、取説はコスメにとっても大事なのです。
肌悩みができてからでも、決して遅くはないですが
気になるものは、毎日のスキンケアに組み込んで
じわじわと効果を実感するのがベスト使い方ではないでしょうか。
基本的な肌のことや機能を知り、コスメの成分が読めるように!
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