朝・晩が特に不調、それって「仮面高血圧」かも?

毎日、仕事が忙しくて早朝や深夜寝るときに不調を感じるけれど、健康診断では特に血圧に問題がない、というかたはいませんか?それってもしかすると「仮面高血圧」かもしれません。放っておいて大変なことにならないためにも『血圧がムリなく下がる100のコツ決定版』(主婦の友社)より、血圧を無理なく下げる食品をご紹介します。

 

そもそも「仮面高血圧」って何?

東京都老人医療センター副院長の桑島巌先生によると、「仮面高血圧」とは、日中の血圧が正常であっても夜間や早朝において血圧が高い状態をいいます。健康診断では問題がないので認識していないのですが、家庭用血圧計の普及で夜間や早朝に血圧が高い人が多いことが分かったのです。このタイプの人は、長時間、心臓や血管に負担がかかるため動脈硬化が進行して心臓肥大をまねいたり、脳梗塞や狭心症などの発作の原因になるといいます。

 

「仮面高血圧」の種類とは?

「仮面高血圧」には桑島先生によると、3つのタイプがあり、それぞれ高血圧になる原因が異なることがわかったといいます。

・夜間高血圧

夜間から早朝にかけて寝ている間も血圧が上がったままのことをいいます。原因のひとつには、動脈硬化にあります。血管壁が硬直するため、休息で自律神経が切り替わっても血管が広がらず血圧が高いままとなります。

・早朝高血圧

早朝に高血圧になるタイプのことをそのようにいいます。もともと高血圧体質であり、自律神経の働きが加わって、血圧が上がりやすくなります。傾向として、せっかち・責任感が強い・心臓病や糖尿病のある人に多くみられます。

・職場高血圧

病院の外来では正常なのですが、忙しい職場にいると血圧が高くなるタイプをいいます。職場の緊張感や焦燥感や人間関係のストレスなどが原因となって血圧があがります。中間管理職や肥満の人は危険度が高いといいます。

 

朝晩の、または職場で不調を感じるかたは家庭用血圧計を準備して、朝と夜の1日2回、毎日同じ時間に計測すると、「仮面高血圧」であるかどうかが分かります。

次に、血液をきれいにして、血圧を下げる食品をご紹介します。

 

1 1日2ℓの水

浜松医科大学名誉教授の高田明和先生によると、体内の水分が不足すると血管が細くるといいます。脱水症状を防ぐには、最低でも1日約2ℓの水分を飲料水としてとることが必要です。ただし、冷たい水は胃腸に負担をかけるため、少しぬるめのものを飲むようにしましょう。

 

2 1日1杯のしょうがみそしる

全国冷え症研究所所長の山口勝利先生によると、みそ汁の抗酸化作用としょうがの辛味・香り成分による末梢の血管を広げて血流をアップして体をあたためる作用で高血圧の予防効果が強化されるといます。約10gくらいが目安です。

 

3 朝1杯のきなこ牛乳

杏林大学名誉教授の石川恭三先生によると、朝1杯のきなこ牛乳は早朝高血圧を防ぐといいます。コップ1杯の牛乳にスプーン2杯のきなこをいれるだけ。毎日、朝食の後に1杯飲みます。この1杯に、塩分を体外に排出する血圧を下げるカリウムが約490mg含まれているため、血圧降下に役立つといいます。

 

忙しい毎日で、健康診断の結果だけではわからない不調もあるかもしれません。家庭用血圧計を用意したり、丁寧に人間ドッグなどに入ることも大切かもしれません。毎日少しでも高血圧を予防する習慣で、春を迎えていきたいですね。

 

参考資料・『血圧がムリなく下がる100のコツ決定版』(主婦の友社)

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