「ささげる」ではありません!「挿げる」の読み方、知っていますか? 漢字クイズ3選

どこかで目にしたことがある漢字でも、あまり馴染みのない送り仮名が後ろにつくと「え?!なんて読むの」と戸惑ってしまうこと、ありませんか?

そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します。

 

第1問:「挿げる」の読み方、知っていますか?

「コンセントに挿す」や「挿入歌」などでおなじみの「挿」という漢字。「挿げる」は、「挿」からなんとなく意味はわかりそうなものですが、読み方というものは漢字だけではなかなか思い浮かばないものです。

「〜げる」という送り仮名から「ささげる」と答えた人もいるかもしれませんが、「ささげる」は「捧げる・献げる」と書き、「挿げる」とは別の意味をもちます。

なんと読むか、わかりましたか?

正解は…

「すげる」です。

「挿げる」とは

はめ込む。差し込む。また、そのようにしてとりつける。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

例文には「人形の首を挿げる」などがあります。

また「挿げ替える(すげかえる)」という表現もあります。

①別の新しいものにつけかえる。
②役職にある人をその職からはずして、代わりの人をつける。更迭する。

 

出典>>「ささげる」ではありません!「挿げる」の読み方、知っていますか?

 

第2問:「挿頭す」の読み方、知っていますか?

「挿頭す」の意味は

1 草木の花や枝葉、造花などを髪や冠にさす。
2 物の上に飾りつける。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

です。その漢字から「頭に何かを挿す動作なのでは?」と推測した人、正解です。とはいえ、読み方はなかなか思い浮かばないもの。

ヒントは、「挿頭す」は“「髪挿す(かみさす)」の音変化”だということ。それから漢字や意味は異なりますが、通勤通学などで電車を使うときにICカードを〇〇しますよね?その動作と同じ音で表されます。

正解は…

「かざす」です。

「挿頭す」の詳細な語源は見つかりませんでしたが、“「髪挿す(かみさす)」の音変化”とあることから、「挿」や「頭」という漢字は後から当てられたのではないかと考えられます。

また似たような音に、髪飾りの「簪(かんざし)」がありますが、意味を調べてみると

《「かみさ(髪挿)し」の音変化》
1 女性の髪飾りの一。前差し・中差し・後ろ差しがあり、平打ち・花かんざし・玉かんざしなどがある。掻頭(そうとう)。
2 冠(かんむり)の付属品。冠が落ちないように、巾子(こじ)の根に挿し、髻(もとどり)に通して留めるもの。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

とありました。「挿頭す」と「簪」の漢字が大きく異なりますが、音の由来は「髪挿す」「髪挿し」とよく似ています。

言葉の中には、当てられた漢字と音の由来が異なるものがあります。漢字を読み間違いをしやすい身としては「統一してほしかったな」と思うこともありますが…言葉の由来などを遡っていくと意外な発見があって面白いですよ。

ちなみに、ICカードを「かざす」といった動作を表す漢字は「翳す」と書きます。

1 手に持って掲げる。
2 物の上へ、手などをおおうように差し出す。
3 頭上や顔のあたりに手や物などをさしかけて光をさえぎる。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

現代では「かざす」とひらがなで表記されることが多く、「挿頭す」も「翳す」も日常生活ではあまり見かけませんが、「漢字ではこう書くんだ!」と楽しんでいただけていたら幸いです。

出典>>「そうとうす」ではない!「挿頭す」の読み方、知っていますか?

 

「逸る」の読み方、知っていますか?

「逸る」の「逸」は「逸材(いつざい)」「逸脱(いつだつ)」などの表現で見たことがあるのではないでしょうか。ただ、送り仮名がついた瞬間、一気に馴染みがなくなった人も少なくないはず。もちろん馴染み深い「逸(いつ)」の読み方そのままに「逸る」を「いつる」と読むのは間違いです。

「逸る」の意味を知ると「もしかして…」と思い浮かぶかも!?

「逸る」は

①早く実現させたくて気持ちばかりあせる。
②興奮して荒立つ。勇み立つ。
③あることに夢中になる。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

を意味します。また「早る」と表現することもあります。

正解は…

正解は「はやる」です。

「逸る心を抑えきれず〜」などの表現を聞いたことありませんか?

「逸」という漢字には

①はしる。にげる。にがす。
②かくれる。うしなう。世に知られない。
③それる。はずれる。わがまま。みだら。
④足がはやい。抜きんでている。すぐれる。
⑤気楽に楽しむ。

出典元:逸|漢字一字|漢字ペディア

の意味があります。

出典>>「いつる」ではありません!「逸る」の正しい読み方、知っていますか?

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