
「かいこまめ」ではありません。「蚕豆」の読み方、知っていますか?
漢字にはさまざまな読み方があります。どこかで耳にしたことがある言葉だったり、一度は目にしたことのあるものを表す言葉であっても、使われている漢字の思いもよらない読み方によって「え、なんて読むの?」「こう読むんじゃないの?」と困惑させられることがあります。
そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します。
「蚕豆」の読み方、知っていますか?
「蚕豆」の読み方は?
私ははじめて「蚕豆」を目にしたとき、迷うことなく「かいこまめ」と答えましたが、その後すぐに「でも『かいこまめ』なんて豆あるのかなあ…」と自信をなくしてしまいました。もちろん「かいこまめ」は不正解。
「蚕豆」を辞書で引くと
マメ科の一年草または越年草。原産地は西アジア、アフリカといわれ、古くから世界各地で栽培される。高さ約60センチメートル。葉は羽状複葉。春、葉腋ようえきに淡紫色で黒斑のある蝶形花をつける。豆果は長さ約10センチメートルの狭長楕円形で、種子を二~四個含む。種子は塩ゆでにして食用とするほか、甘納豆・煮豆・餡あんなどとする。豆果が空に向かってつくのでこの名があるという。ノラマメ。
出典元:三省堂 大辞林第三版
とあります。食用の身近な豆であること、そして“豆果が空に向かってつくのでこの名があるという”が第ヒントです。
「蚕豆」がどんな豆か、分かりましたか?
正解は…
「そらまめ」です。
「空豆」という漢字表記のほうが一般的ですが、「蚕豆」も「空豆」と同じ「そらまめ」と読みます。
「蚕豆」の場合は、音読みで「さんとう」と読んでも正解です。「さんとう」は「そらまめ」の漢名(中国での名称で、主に動植物などを表す)です。
虫が苦手な人は「ウヘーッ」と感じるかもしれませんが、「そらまめ」の漢字に「蚕」が使われているのは、そらまめの莢(さや)が蚕に似ているところから来ていると言われています。
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