男性のホンネは二極化!? コロナ社会における40代男女の特殊な恋愛事情

2020.10.11 LOVE

新しい生活様式が、すっかり日常になった今は、コロナ禍でありながらも日常生活を取り戻している人も増えています。しかし恋愛となると、まだまだコロナな社会の影響を受けている人も少なくないよう。

魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの私、並木まきが、男性たちへのヒアリングから見えてきた、コロナ禍における特殊な恋愛事情に迫ります。

 

特殊事情1:中途半端な女性と距離を置きやすい

感染に気をつけながら、少しずつ(人によってはガッツリと)従来の日常生活を取り戻しつつある人も多い今。しかし通勤や仕事のスタイルは戻ってきていても、恋愛となると、40代はまだまだ「会いにくい」「デートしにくい」「誘いにくい」などの声も多いです。

しかしこの事情が、男性にとっては「中途半端な関係だった異性と距離を置きやすく、言ってみれば整理しやすいご時世」にもなっている模様。よって、コロナ禍であることを理由に「なかなか会えないね」「会いたいけど、もうちょっと先にしようね」などと言いつつ、上手に距離を置き始めている関係も散見されます。

相手の女性を慮っているようで、角を立てずに異性関係を整理できているとは、なんとも皮肉。ですが、これも特殊事態における40代男女模様の実情となっているのです。

 

特殊事情2:「大事にしたい相手ほど会いにくい」と口にする男たち

一方、「気楽に会いにくいご時世」は、大事にしたいと思っている本命女性ほど会えないという男性たちの事情も。40代ともなると、なんらかの持病や体調不良を抱えている人も少なくなく、相手の健康状態を知らずとも、年代的に「異性と気楽にデートしにくい」につながっている例も多いです。

こちらは特に、まだ深い仲になりきっていない「いいな」「気になる」の段階で顕著な傾向で、「会ったあとに、もしも自分のせいでコロナ感染をさせたら……」と思うと、デートに踏み切れないという話を耳にします。せっかく順調に進みそうだった間柄が、感染によって壊れてしまうのだけは避けたいという心理が働くのでしょう。日本の現状を見てみると、そこまで確率の高い話ではないものの、“大事な相手”に対しては慎重になる男性も少なくありません。

相手の女性に嫌われたくない、今のいい雰囲気を壊したくない、といった気持ちが強いほど関係を進められない反面、軽い付き合いや遊びの延長と考えている女性ならば「会いやすい」という声もよく耳にします。

 

 

コロナを気にせざるをえない今のご時世では、距離を縮める、関係を発展させるといった恋愛の基本でつまずいてしまう話に溢れています。20代、30代であれば気にしない程度でも、40代となるとやっぱり健康も気になるだけに、恋愛でもコロナ社会の影響をかなり受けているのは間違いないようです。

それにしても、「会いたいけれど会えない」という関係性において、その真意が「もう関係を終えたい」と「大事すぎて会えない」に二極化されがちでもある今は、本当に特殊で異常な事態だと感じます。

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