季節の変わり目。スキンケア効果を感じないとき、試すべきケアとは?
近年、洗顔後すぐに使う「ブースター(導入液)」や「ふき取り化粧水」がブーム。ブースターを使うことで古い角質を優しくふき取ることができお肌への浸透力がアップすると言われていますが、今回は改めてブースターを使うメリットを解説。また、筆者オススメのアイテムもご紹介します。
■改めて「ブースター」って何?
ブースター(導入液)は、通常の美容液とは役割が異なります。洗顔後、お肌に最初に塗布することでお肌表面の古い角質を優しく除去し、お肌を柔らかく活性化。そうすることで、次に使う化粧品の有効成分がよりお肌に浸透しやすい土台を作ってくれる役割を果たしてくれます。
エイジングが気になる年齢になると“与えるケア”に目が行きがちですが、お肌の受け入れ態勢が整っていないと、せっかくの高級クリームも水の泡!? 化粧品を買い替えたけどなんだか効果が実感できない……なんて時は、一回ブースターを投入してみると良いかもしれません。
■ブースターを使う時に気を付けるべきポイント
ブースターはあくまでお肌の土台を整えるもの。これまで使っていたスキンケア化粧品の効果をより引き出してくれるために使用するものですので、これ単体で使用してもお肌の保護ができるわけではないので要注意です。洗顔後、できるだけすぐにお肌に塗布(ふき取り)して、スムーズに次のステップに進むことをお勧めします。
また、ブランドによってふき取るように使うタイプと、なじませるように使うタイプがありますので、使用前にはきちんと説明書をよく読んで正しい使い方を心がけてください。
■面倒くさがりな方には、ふき取り化粧水
ブースター(導入液)が良いと分かっていても、スキンケアステップを増やすのは面倒……という方にはふき取り化粧水がおススメです。ブースター(導入液)の古い角質を優しく除去する働きとお肌の保湿、両方の役割を兼ね備えたアイテムは、忙しい女性にぴったり。
ちょっとお肌のごわつきが気になる、お肌が固くなってきた、化粧品の馴染みが悪くなってきた、こんな方は今お使いの化粧水をふき取りタイプへシフトしてみてはいかがでしょうか。
後半では、筆者オススメのふき取り化粧水をご紹介したいと思います。
『クリニーク』クラリファイングローション
ロングセラー化粧水として名高いクリニークのローション。「一度は使ったことがある」という人も多いのではないでしょうか。クリニークは“ふき取り美容”を世に広めたブランドと言っても過言ではないかもしれません。
「乾燥肌用」、「乾燥~混合肌用」、「混合~脂性肌用」、「脂性肌用」、さらには「アルコールフリー(オールスキンタイプ」の5種類が用意され、肌タイプやその時のお肌状態に合わせて選べるのがポイントです。
『ブランホワイト』クリアローション
ドラッグストア・マツモトキヨシのプライベートブランドコスメとして、2017年2月より満を持して発売スタートした『ブランホワイト』。こちらは美白※ケアを求める女性に向けて開発された商品で、シミ・ソバカスが目立ちやすい肌のメカニズムに着目をした商品です。
これまで美白※コスメを使っていたけど、満足ができなかった……という方は一度試してみる価値はあります。
※美白とはメラニンの生成を抑制し、シミ・ソバカスを防ぐこと。
『シー・オー・ビゲロウ』スキントナー(ローズウォーター)
アメリカで最も歴史がある老舗調剤薬局であると言われる『シー・オー・ビゲロウ アポセカリー』の英知が詰まったスキントナーはふき取りタイプ。スキントナーは2種類ありますが、こちらのローズウォーターはふんわりとしたフローラルな香りで、スキンケアタイムをリラックスタイムに変えてくれます。
汚れを落とす(洗顔)→お肌を整える(ふき取り化粧水)→保湿する(クリーム)というごくシンプルなステップでありながら、これまで多くの女性を魅了し続けてきたのが納得できるアイテムです。パッケージがシンプルなのでパートナーと一緒に使う、なんていうのもアリかもしれません。
ふき取り化粧水を上手に活用すれば、スキンケアタイムの短縮&コスメの効果倍増といいこと尽くし。これまで使ったことがない方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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