
「あつしけ」ではありません。「篤志家」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「篤志家」です。
「篤志家」の読み方は?
「篤」が人名に使われていることもあり、一つの家族を表す「〇〇家」のように「あつしけ」、または「あつしか」と読んでしまった人もいるのではないでしょうか。しかし残念あがら「あつしけ」「あつしか」と読むのは不正解。
まずは正解を見てみましょう。
正解は…
「とくしか」です。
確かに「篤」は「あつ」とも読めますが、
- 音読み トク
- 訓読み(常用漢字表外)あつ(い)
とあるように、篤志家の「篤」は「トク」と読みます。
篤志家とは
篤志のある人。特に、社会奉仕・慈善事業などを熱心に実行・支援する人。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。
「篤」には「重篤(じゅうとく)」や「危篤(きとく)」に用いられるように“病気が重い”意味を持ちますが、一方で“あつい。人情にあつい。熱心である”といった意味もあります。
篤志家とよく似た意味合いを持つ言葉に「ボランティア」があります。
ボランティアは
《志願者の意》自主的に社会事業などに参加し、無償の奉仕活動をする人。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。
注目すべきは、ボランティアの“無償の”という部分。もちろん辞書によって定義が異なるため※、全てのボランティア=無償の活動となるわけではありません。ですが「篤志家」には、“社会奉仕・慈善事業などを熱心に実行・支援”できるだけの「経済力がある」印象を抱くのではないでしょうか。
もちろん、純粋に「あついこころざしがある人」を指す言葉として用いても問題はないはずですが、篤志家と呼ばれる著名人を調べてみたところ、
- ウォーレン・バフェット(投資家)
- ビル・ゲイツ(実業家)
- 孫正義(実業家)
- 柳井正(実業家)
など、やはり資金力のある人々が並びました。
※『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』では“無償で自発的に社会活動に参加したり,技術や知識を提供したりする人,またはその活動”とありますが、『(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」』ではその冒頭に“単なる無報酬の奉仕活動という意味ではなく〜”とあります。
参考文献
- ビジネスの成功者たちは富を社会に還元する!有名なフィランソロピストTOP10|J PRIME(2021年1月16日閲覧)
- 年収95億円の孫氏、83億円の柳井氏 寄付する篤志家の顔も – ライブドアニュース(2021年1月16日閲覧)
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 夏の通勤に万能なネイビーパンツ。選ぶポイントは、着心地・ラクラクお手入れ・体形カバー!【40代の毎日コーデ】
- 「予約がとれないブランディングスタイリスト」が50代女性に向けて提言する「自分をもっと好きになる方法」って?
- 女性の毛髪への新アプローチ「S-DSC毛髪再生医療」とは?「毛の成長を促す起点となる細胞の一つを移植する」治療への期待を専門医に聞きました
- 形がきれい!合わせて着るだけで上品見えする【ユニクロ】の黒セットアップ【40代の毎日コーデ】
- 【立ったまま1分!骨盤矯正】体のねじれを整えて、垂れ下がったお尻もぷりっと丸く引き上がった【鬼軍曹ゆか様ダイエット】
- 熱中症「頭が痛くなった」はもう危険スレスレ!昨年の倍搬送されている2025年、「この梅雨明けまえがいちばん危ない」これだけの理由【専門家が解説】
- 48歳独身女性、立ち上がろうとした瞬間「あれ??」。このめまい、もしかして「更年期」なのかな?【マンガ100人の更年期R】
- 「まさか、私が乳がんに?」53歳でがん告知。抗がん剤で動けないつらい日々に、私を支えてくれたものとは
- 大人気【ユニクロ】ワイドスウェットパンツ。オシャレな人が購入しているカラーとは【40代の毎日コーデ】
- 「意地でもシミを増やさない」紫外線対策4つのポイント。「日傘だけでは不十分!?」50代美白のカリスマ美容家さきめぐ先生に聞いた
- 技アリ白Tでさりげなくお腹をカムフラージュ。Tシャツインの着こなしに抵抗がある人、必見です【40代の毎日コーデ】
- 【熱中症搬送数激増中】実は6月下旬からの「高湿度」が最も危険!「さぼると熱中症リスク激増」の意外すぎる習慣とは?
- 「私の老化度、本当に54歳ぶんなのかな?」更年期以降は全員が気にしたい「自分の生物学的年齢」を計ってみたら衝撃的すぎる結果に
- 「体温が1℃下がると太りやすくなる」問題が、更年期世代の女性にとって特に深刻なのはなぜか?「お風呂に入る前たった1分でできるヤセ習慣」とは?【石原新菜先生が解説】
- 超激務ヘアメイク藤原美智子さんが「42歳で思い切って変えたこと」その顛末は?「顔も体も片側だけ引き攣った状態になるまで」働いて
- 「更年期のあと」ってどうなりそうですか?54歳コンビが語る「ここまでは冗談みたいにしんどかったけれど」の話
- 43歳、新しい職場で心が折れた。でも、25年ぶりにピアノを弾いたら胸が熱くなって──そこから私の転機が始まった
- 更年期後に「消える症状」と「そのまま残る症状」って?7万人のデータが教えてくれる「更年期の真実と、これからの人生」
- 更年期、どうやって乗り越える?運動、食事、サプリ、そして注目成分「ゲニステイン」まで、更年期の専門医が教えます
- 今の生活が「しんどい」なら「命の前借り」をしている証拠。知らずに「疲れを溜めてしまう」生活習慣とは【医師監修】
- 【徹底検証Hip Fit】はいて1日23分、ながらで使える手軽なヒップトレーニング!SIXPADの女性向けショーツタイプEMSで「ヒップから健康」は叶う?
- 「1年で約6倍」老化スピードが速い人と遅い人、その違いは?美人女医が伝えたい老化を早める3つの原因【医師監修】