自信がない…「ダメ男」と恋愛を繰り返すバツイチ女性のリアル

離婚は誰にとってもつらい経験ですが、ダメージがその後の恋愛にも影響することがあります。自分に自信をなくすことで、ダメ男に引っかかってしまうのもその一つ。頭では別れたほうが良いとわかっていても、無意識のうちに「自分は幸せになれない」と思い込み、つらい恋愛を繰り返してしまいます。

恋愛相談家として話を聞いてきた中でも、特に心に残っているエピソードをご紹介します。

 

「捨てられる」ことが怖い

出会ったときは36歳、すでに会社の中では中堅クラスの肩書を持っていた彼女は、いつもビシっとパンツスーツを着こなしてスマホが手放せない、いかにもキャリアウーマンといった感じでした。

10年前に夫側の浮気で離婚を経験し、それから再婚したいと思えるような相手にも巡り会えずに「仕事しかすることがなくて」と私の前では笑っていたけれど。

彼女と仲良くなったとき、彼女にはお付き合いしている男性がいました。でも、それが女遊びで悪名高い人。どうしてこの人を選んだのか不思議に思ったけれど、話を聞いていくうちに答えが分かりました。

彼女は、「捨てられることが怖い」と言いました。

でも、彼女が好きになる男は常に「自分を捨てるであろう男性」だったのです。

 

浮気の証拠を掴むことに躍起になる心

そのときお付き合いしていた男性も、彼女に隠れて浮気を繰り返しては、バレて謝ることの繰り返し。その度に彼女は「許してあげた」けど、実は彼女の方が追いかける側になっていました。

「浮気されないためにはどうすれば良いの」、ではなく、彼女の悩みは常に「浮気している証拠をどうやって掴むか」

彼氏がいま何処にいるか、何とかしてスマホを追跡できるようなアプリはないか。
この日が怪しいからこっそり後をつけたいんだけど、バレないようにするにはどう追えば良いか。

自分で自分を追い詰めるようなことばかり考えていて、でもそれを面と向かって彼氏に口にすることはなく。

遊び人の彼は警戒心が強くて、スマホを気軽に彼女に渡すようなことはしないし、家すら本当の住所を教えてはいませんでした。本当なら、こんな様子だけで付き合いそのものを考え直しそうなものだけど、彼女もそれはわかっていただろうけど、それでも、彼氏から離れられなくなっていました。

 

 

不幸になることを先回りして確認する

彼女は、「どれだけ浮気をしても自分の元に戻ってくる」ことで愛されていると思いたかったのかもしれません。事実、どんなひどい浮気がバレても、結局彼女に許しを乞う彼氏は、一見彼女が本命のように見えました。

でも、最後は彼女が彼氏に振られる形でこの恋は終わります。彼女は、自分を励ましてくれる周りの友人に「別れてせいせいしたよ」と笑顔で答えていました。

でも。

「やっぱり私はダメな女なんだ」と私の前では涙を流していた彼女は、こうなって当然というような口ぶりでした。まるで、私は愛されなくて当然だ、と。

どうして? あなたは何も悪くないじゃない。一生懸命だったじゃない。何度そう言っても、「いつもこうなる」と繰り返しては、自分の至らなさを挙げるだけ。

だって、あなたはいつもそんな男を選んでいるじゃない。こう口にしたいのを、ぐっと堪えました。過去に付き合った男性の話を聞いても、どれも最後は似たり寄ったりで、彼女は常に「捨てられる側」。

彼女がしてきた努力は、捨てられない努力じゃなくて、自分が不幸になることを先回りして確認すること。愛されるためなら、もっと違う方向を考えられたはず。

何度言っても、周りがしつこく「もう別れた方がいい」と言っても、彼女は受け入れませんでした。彼氏が自分の元に戻ってくることだけにすがって、「しつこく言えば捨てられるから」と我慢し続けたのに、結局別れを告げられてしまったのです。

 

「自分は捨てられる存在」という呪縛

浮気の証拠を掴む術に長けることより、浮気される自分に悩むより、大事なのは自分が本当にその人を愛しているかどうか。

本当に好きなら、こそこそとホテルに自分以外の女の子を連れ込む男なんて、許さないだろう。好きだからこそ、許せないはず。

浮気を繰り返されてそれでも一緒にいられるなんて、それは自分をないがしろにしていることと同じ。

大事にされないことを、当たり前にしてしまっていること。

「自分は捨てられる存在なんだ」という無意識の思い込みが、彼女の中にはありました。

10年前の離婚で「捨てられる側」を経験し、それにひどく傷ついて、自尊心を回復できないまま恋愛を繰り返してきた彼女は、自ら幸せになることを放棄しているようなものでした。

他人の言葉を受け入れられないのは、幸せになることが怖いからです。されて当然のアドバイスを拒否してしまうのは、愛される恋愛を自分に許していないから。

彼女は、離婚した罰のように、その後も自分を責め続けていました。

 

 

愛するのは自分のため

 

彼女には、「幸せになる権利は誰にでもあるんだ」と言いました。

離婚は何かの罰でもなければ、その後誰か愛されてはいけないなんてことは絶対にありません。

自分で自分を許さないと、いつまでも不幸な恋愛を繰り返す。そうじゃなくて、あなたは誰を愛しても良いし、誰に愛されても良いのだと。

誰かを愛することは勇気が要るけど、それは自分のため。それでまた傷つけられることがあっても、自分を大事にしていれば乗り越えていけるはず。

「捨てられて当然」なんて女性は存在しないのです。

 

 

離婚によって自分に自信を失くしていた彼女は、無意識のうちに幸せになることにブレーキをかけていたのですね。でも、それは彼女の魅力を台無しにする一面でもありました。

幸い、彼女は過去の自分を乗り越えて良いパートナーと出会うことができ、今でも幸せなお付き合いを続けています。

自分を諦めることが一番の不幸かもしれません。誰だって、自分を愛することを忘れなければ、一歩前に踏み出せる勇気を持てるはずです。

 

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