「出産していない女性」は性格がキツイ!?原因とは…

2017.03.18 LIFE

母親になると脳内から分泌されるホルモンがある

脳の物理的な変化だけではなく、出産や育児によって「オキシトシン」というホルモンが脳内から分泌されることがわかっている。母になりオキシトシンの分泌量が増えることで、母性本能が強まり親子の絆が深まる。と同時に、子どもを守るために、他の人に対して攻撃的になる作用もでてくるとか。

 

女性は子どもが産まれた途端、強くなったといわれるのは、出産することで「女性脳」から「母親脳」へと脳内変化が起きることが、原因のひとつとして考えられそうだ。

 

働く女性はホルモンバランスが崩れてオス化していく!?

未産で子どもがいない“おこなしさま”の脳は、とくに目立った変化が起きないが、ホルモンバランスの変動が身体に影響をもたらすことがある。

 

子どもがいないため、男性と同じように肩を並べて働く女性が多く、不規則な生活や仕事でのストレスなどから、ホルモンのバランスが崩れがちになる。すると、女性ホルモンよりも男性ホルモンの「テストステロン」が優位に働いてしまう。

 

社会の第一線で働いている女性は、テストステロン値が高い傾向にあるといわれている。逆に結婚、出産によって、テストステロンが低下することも指摘されている。(日本Men’s Health医学会 論文参照

 

テストステロンは、興奮状態にあるとき、集中力が高まっているとき、イライラしているときなど、激しい感情が変化したときに分泌される。未婚・未産の女性がきつくなってしまうのは、テストステロンが強くなっていることが原因かもしれない。

 

また、テストステロンは孤独願望が強くなる働きがあるともいわれている。誰からも干渉されず、一人で過ごす“おひとりさま”が好きな女性は、男性ホルモンが多い可能性が考えられる。

 

そういえば、周りにいる未婚・未産の女性は、一人旅好きが多いような。子どもがいない“おこなしさま”である私も、歳を重ねるごとにひとり行動が楽になり、テストステロンが強くなっているような気がする。

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