小室哲哉、何度でもしつこくやらかす「イヤなクセ」の正体って何だ

音楽プロデューサー・小室哲哉氏とglobeのKEIKOの離婚が成立というニュースが流れてきましたが、「あれ、まだ離婚していなかったの?」と思う人のほうが多いのではないでしょうか。

 

文春と死闘を繰り広げた「介護不倫」、そのあらすじ

「週刊文春」が、小室氏の不倫疑惑を報じたのは2018年のこと。くも膜下出血をわずらったKEIKOという妻がありながら、看護師の女性と親密にしていた小室氏に非難の声が集まりした。が、小室氏は記者会見を開いて反論。

 

KEIKOが「高次機能障害」で小4の漢字ドリルで勉強しているなど、大人もしくは妻としてのコミュニケーションが成り立っていないと明かしました。介護で疲れた小室氏は看護師の女性にいやしを求めますが、男性としての機能は失っているとも。

 

つまり、子ども帰りした妻の介護に疲れて、他の女性に気持ちが移ったが、セックスしていないから不倫ではないと主張したわけです。しかし、世間をお騒がせした責任を取って、引退するとも。介護という「よんどころのない事情による、バーチャル不倫」にネットでは怒りの矛先が文春にむけられ、「文春を廃刊に追い込め」という声も上がったのでした。

 

天下の文春がこのままじゃ黙っていないだろうなと思っていたら、案の定。文春はKEIKOの家族に取材を試みます。ご家族は小室氏が介護なんてしていないし、そもそもKEIKOは要介護ではないと明かします。小室氏はKEIKOに生活費を渡さず、実家にまで借金をしていたと暴露しました。

 

まず思い出してみましょう、カレに捨てられた女といえば

小室氏がプロデュースしていた元カノ、華原朋美は「華原朋美を生きる」(集英社)で、小室との別れは突然だったとつづっています。レコーディングのためにロスアンゼルスに行ったものの、小室からは連絡がなく、ホテル移動を命じられてしまった。同棲していたマンションにも小室氏が帰ってくることはなく、携帯の電話番号も変えられ、別れ話すらせずに、小室氏は「消えた」。

 

こういうカップルの場合、交際と仕事の線引きが難しい部分があるので、ちゃんと別れ話をしなくちゃいけないのではないでしょうか。そもそも、熱が冷めると恋人の存在が頭の中から消えてしまう、もしくは邪魔になるかのような行動をとる人が、介護なんて七面倒くさいことできるわけがないじゃないですか。

 

一方、不倫「された」KEIKOもそれほど同情されないようです。KEIKOは小室氏の三番目の妻ですが、二番目の妻、Asamiが「週刊ポスト」に告白したところによると、結婚五か月目でKEIKOと交際していることに気づいたと言います。しかし、そのAsamiも小室氏が華原と交際中に深い仲になったそうですから、まぁ、いつもどおりというか、平常運転というやつでしょう。

 

みなさんも、あんまりいいイメージを持っていないのでは?

小室氏が天才であることは間違いありませんが、天才特有のややこしさや自己愛も兼ね備えているように思います。

 

小室氏は2006年に5億円詐欺事件で逮捕されたことがあります。

 

稀代のヒットメーカーとして巨万の富を築いた小室氏ですが、投資の失敗、極度の浪費、また楽曲が売れなくなったことでひどい金欠に陥ります。そこで、ある投資家の男性に楽曲著作権を5億で売りたいと申し出てお金を受け取りますが、実際には著作権は音楽出版社が管理しており、小室氏の手元にはなかった。お金をだまし取られた形になった男性が刑事告訴し、詐欺容疑で逮捕されたのです。

 

この顛末を小室氏は2009年「小室哲哉 芸能界の告白」(フジテレビ系)に出演し、どこでどう歯車が狂っていったのかを説明します。売れることで傲慢になっていった自分を振り返り、客観的な説明をしているのですが、「ごめんなさい」と「ありがとう」をほとんど言わないことにも気づきます。

 

なぜ天才は、結婚に向かないのに何度も結婚するのか?

芸能界は「勝てば官軍」ですから、礼儀がきっちりしていて売れない人よりも、売れる曲を書いてくれる人のほうが尊ばれるもの。ですから、芸能界で生きていく分には問題ありませんが、こういう人に結婚は向かないのではないでしょうか。

 

お金トラブルだけでなく、小室氏は、すぐに女性とややこしい関係になってしまう。明らかに結婚に向いていないのに、すーぐ結婚するのが不思議です。おそらく、一人ではいるのはさみしいので、常にそばにいて自分だけを見てくれる「自分専用の人」を確保した状態で、「自分だけ」違う人を見たいのでしょう。

 

こういう人と結婚する女性も私には不思議でした。たとえ破綻するとわかっていても、妻としてそばにいたいのか、それとも「私は過去の女性たちと違う」と思うのか。

 

極限を越えた甘え体質は、それを助長してしまう周囲とセット

そんなことを思いながら、2011年に小室氏が出演した「中居のかけ算」(フジテレビ系)を見ていた時のこと。ライバルであり、盟友である秋元康氏との共演でしたが、秋元氏が「自分がここまで来られたのは(才能ではなく)運」と発言し、中居も「僕も運で売れた」と同調します。この「売れるのは運」説は、タモリや萩本欽一、とんねるず・石橋貴明、カズレーザーも主張しています。明石家さんまはギャンブルをしないそうですが、それは「運を無駄遣いしないため」だそうです。

 

それに対し、小室氏は「運というか、人に恵まれた」と話していました。ここで言う人が、具体的に誰を指すのかわかりませんが、確かに恵まれていると言えるでしょう。5億円詐欺事件の際、KEIKOは離婚を選ばず、小室の保釈金を払うために東奔西走したと言われています。

 

小室が払うべき損害金は6億4800万に及びますが、金欠で犯罪を起こした人に払えるわけがない。それをエイベックス株式会社代表取締役会長の松浦氏が個人的に肩代わりしてくれます。

 

松浦氏は小室氏のあまりの傲慢さに怒って、袂を分かった過去があります。にも関わらず、凋落した男に手を差し伸べた。「許す人」が周りにいるからこそ、小室氏は生き延びてこられ、だからこそ、変われないのでしょう。

 

ちなみに、小室氏は裁判中、検察官に「被害弁償から謝罪までも、何もかも他人にしてもらっていますが、本当に自分が裁かれ、自分が償わなければならないという気持ちで裁判を受けていますか?」と人まかせの甘え体質をズバリ指摘されています。

 

カレと関わる人が全員「そもそも強い人たち」なのでは

小室氏に関わった女性にはロクなことがないと言う人もいます。確かにものすごい苦労をしたという部分はあるでしょう。

 

しかし、一時は薬物中毒とも言われた華原朋美は芸能界で生き残り、出産もしている。KEIKOもくも膜下出血に見舞われながら、順調に回復をしている。こう考えると、やっぱり、彼女たちも出会うべくして出会ったというか、相当強い人たちなのだと思うのです。

 

私は理屈っぽいタイプなので、あれこれ頼まれもしないのに考えてしまいますが、誰が誰と出会うかは、誰にも決められないことなんじゃないか、それが運のキモ、つまり「運命」なのではないかと思ったりします。