「東日本大震災」から6年、防災対策していますか?
2011年3月11日の「東日本大震災」から6年がたちました。津波と原発問題によって未曾有の大災害が起こり、震源地ではなかった首都圏も帰宅難民、放射能問題、液状化現象などの大きな被害に見舞われた方も多かったのではないでしょうか。
実はまた震度5以上の地震が増えています
いま日本列島は地震の活動期に入ったと言われ、震度5以上の地震の回数が増えています。2011年3月11日以降の震度5以上の回数は59回、2012年が16回、2013年が12回、2014年が9回、2015年が9回、2016年は29回(うち九州が21回)を数えます。「東日本大震災」前の2010年が5回、2009年が2回ですので、どれだけ増えているのかがおわかりいただけると思います。
とりわけ昨年の4月は熊本を震度7と震度6の地震が合わせて4回も襲い、6月には北海道の内浦湾、10月には鳥取中部、年末の12月28日には茨城県北部で震度6の地震がありました。今年も2月に震度5が福島県沖を震源地として起こっています。
研究者にも「想定外」の天災だからこそ、「生き抜く」ためのそなえが必要
最近の日本では地震だけでなく、大雨や竜巻、大雪などで避難生活を余儀なくされる機会も増えてきています。大きな災害が起こるたびに、研究者が口にするのは「想定外」という言葉であり、被害にあわれた方々の「何十年生きてきてこんなことは初めて」という言葉です。たとえ「想定」できなくても、自分で自分や家族の身を守る準備が不可欠になってきているということではないでしょうか。
2011年から6年もたつと、あのときの記憶とともに防災に対する意識が薄れてきている人も多いかもしれませんが、首都直下型地震も南海トラフ地震も、これから数十年以内に起こる確率が高いと発表されています。そのXデーは今日かもしれないし、明日かもしれない。だからこそ、防災グッズを準備し、それが使えるものかどうかをチェックしておかないとその時に備えることが出来ません。
毎年3月11日を防災グッズの準備と点検にあててみては?
毎年やってくる3月11日、この日は自分があのときに感じた不便さをもう一度思い出して、防災グッズを準備したり、中身を確認する日にしてはいかがでしょうか。
飲料水や非常食の賞味期限の確認はもちろんですが、乾電池にも「使用推奨期限」があります。期限を過ぎたらすぐに使えなくなるわけではないものの、電池性能の劣化や液漏れの原因になりますので、期限の確認をして入れ替え作業をしておく必要があります。
女性ならではのグッズの準備も是非。たとえば生理用品。さらにショーツとブラジャー。着の身着のまま避難してきたので、替えの下着がなくて困った方が多く、ブラジャーに関してはショーツよりもサイズの合う合わない問題があり、避難所で不便を感じたことの上位にあげられています。カップつきキャミも便利ですね。
命を守る情報収集には蓄電できる防災グッズ
防災グッズの中に加えておきたいのが、スマホの充電ができて、AMとFMのラジオが聞けて、ライトになって、サイレンもなるというグッズです。自分のみを守るための情報収集、一緒にいられない家族や仲間との連絡など、スマホの果たす役割は大きいですが、充電できていなかったら活用できません。さらにラジオも役立ちます。わずか120gと計量なので、日常的に持ち運びのしやすい点もおすすめです。
『1台7役 蓄電できる 防災レスキューそなえ君SUPER』主婦の友社編 主婦の友社刊 2,980円+税
3連LEDライト、AMラジオ、FMワイドバンドラジオ、充電(iPhone5・6・7、Android,FOMA充電可能)、USB蓄電、手回し充電、70dBサイレンの7つの機能をそなえ、本体が暗闇でも蓄光して光ります。幅52mm☓奥行125mm☓高さ42mm
アマゾンはこちら
スポンサーリンク