知っておきたい「子どもなしコース」の歩み方<利点編> 【おこなしさまという生き方 Vol.5】

【女性のライフコース】

Aルート:子どもありコース

Bルート:子どもなしコース

*ルートは途中変更不可、高低差・障害物はコースで異なる

我々“おこなしさま”が歩むコースは、Bルートです。

隣の花は赤く見えたりするもので、Aルートの方が魅力的に感じることもあるけど、決定したらコースは変えられません。あっちが良かったと不満を言っても仕方ない。子どもなしコースをいかに楽しみながら、軽快に進むことを考えた方が得策というものです。

女の人生を登山ルートに例えるなら

ちなみに富士山の登山ルートは、「吉田ルート」、「富士宮ルート」、「須走ルート」、「御殿場ルート」があり、一番メジャーなのは「吉田ルート」で全体の約60%。道が整備されていて歩きやすく、山小屋やトイレが多いが混雑しています。次は「富士宮ルート」で約23%。距離が短いので早く登れる分、道幅が細く傾斜のきつい段差があります。

特徴から判断すると、吉田ルートは「子どもありコース」、富士宮ルートは「子どもなしコース」に似ている印象。では実際に歩むことになる人生の「Bルート:子どもなしコース」は、どんな道なのでしょうか。登山同様、体験してみないと分からないことはあるけれど、事前に特徴を掴んでおいた方がスムーズに進めるはず!

では「子どもなしコース」の利点の見地から、傾向と対策を洗い出してみましょう。

 

1.自分のしたい事を優先できる

子どもありコースよりも、自分のために使える時間が多く、やりたい事や欲求を優先できる。習い事やジムに通ったり、読書や勉強をしたり、遊びや旅行の計画なども自分でスケジュールを決めて実行に移せます。子ども優先の生活ではないため、好きな時に好きなところに行けて、自由を謳歌することが可能。自由に慣れ過ぎると誰かと一緒に過ごすのが億劫になり、“おひとりさま”志向がさらに高まる傾向がみられます。

2.自分に投資できる

子どもの教育費・学費が不要のため、自分のためにお金を投資できる。年齢の増加と共に支出が増える「美容代」、おしゃれとセンスを表現するための「洋服代」、美味しいものとお酒がエネルギーになる「飲食代」、羽を伸ばして息抜きをする「レジャー代」、体力と健康維持の「メンテナンス費」、趣味や習い事を楽しむ「お稽古代」、家時間を充実させる「インテリア・雑貨代」、自分を高める「教養費」、交友関係を広げる「交際費」など、お金と時間を自分に費やせるため、潤いのある人生を過ごせます。ただし、使いすぎには注意。あとで後悔することになります。

 

3.仕事に全力を注げる

女性も働く時代だといっても、実際は子育てをしながら働き続けることは大変なこと。その点、子どもがいないとキャリアを中断することなく、仕事に没頭することができる。やりがいのある仕事を任されたり、夢や憧れの職業を追及するなど、仕事で充実感を得られます。働くことが好きな女性には、キャリアを築きやすい環境。ただし、仕事にハマりすぎると、自分では気がつかないうちに可愛げのない強い女になってしまい、近寄りがたいオーラを発してしまうことがあるので注意が必要です。

 

4.若々しい感覚でいられる

おしゃれなママはたくさんいますが、それでも子どもがいると動きやすい格好や汚れてもいい服装を優先しがち。“おこなしさま”だと、自分のためのオシャレを楽しむことができます。しかし、子どもがいて自分にかけられる時間ないと言い訳できないだけに、ラクな手抜きファッションでおばさん化することは厳禁。年齢を重ねても美しくいることが求められます。

また、日常生活の中で子ども達から「おばちゃん」と呼ばれる機会がほぼなく、姪っ子・甥っ子がいなければ「親戚のおばさん」の肩書きもありません。その分、若々しい感覚を保てますが、年齢的にはおばさんの領域に入っていても、おばさんとしての自覚が薄い。いつからおばさんと認めるか否か問題を、自分の中で葛藤することになります。

 

5.大人の時間を楽しめる

子どもがいると、完全に子ども中心の生活スタイルになってしまうけど、“おこなしさま”は、大人時間の流れの中で過ごすことができます。夜遅くまで飲んだり、おしゃべりしたり、帰宅時間などを気にせずに自分のペースを守れる。子ども連れだと行ける場所が制限されてしまうことがあるけど、落ち着いた空間で大人ならではの時間を楽しめます。ですが制限や制約がないと、箍が外れることも。もう若くはないので、お酒の席での失敗はくれぐれも気をつけてください。

 

6.一生女でいられる

子どもがいると、どうしても母親の顔が増えてしまいます。母ではない“おこなしさま”は、ずっと女としての意識で行動できます。独身なら恋愛をしたり、イイ男と過ごす夜もあるかも。子どもがいない“おこなし夫婦”は、二人で一緒に食事や旅行に行くなど、月日を重ねても異性関係でいられます。それなのに「最近、所帯じみてきた」と言われたら、女性としてレッドカードを出されたようなもの。早急に女性ホルモンの補充が必要です。

 

7.子ども関係の付き合いや心配事がない

傍から見ていて大変そうなのがママ友との関係。子どもがいるとPTAや子供会の役員、学校行事にお受験と、なんだか面倒なことが多そう。そうした子ども絡みの煩わしい付き合いに関わらなくていいのは、“おこなしさま”のメリットでもあります。

また、子どもがいると大きな喜びがあると同時に心配事も抱えることに。学力、いじめ、交友関係、体調、犯罪など、子どもに関する問題や心配をしなくて済むのはメリット。また夫婦間でも、子どもの事が原因でケンカに発展することが多いとのこと。そうしたストレスとは無縁でいられるので、その分他のことに気を回すことができます。けれども、社会全体で子どもを支えていくことは大切なこと。自分の子ではなくとも、子どもをサポートすることは大人の役割でもあります。

 

「自分」のペースで歩める、おこなしさま

このように「子どもなしコース」は、大人のライフスタイルをずっと維持しながら、自分のペースで歩めることが大きな利点といえます。結婚しても“おこなしさま”だと、独身時代のペースを継続しながら進んでいけるところも魅力。

しかし、何事にもメリット、デメットがあるのが世の常。「子どもなしコース」を進んで行く上で、気をつけなければいけない注意点があります。それについては、次回に続きます。

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