不倫ってどう始まるの?既婚男性がオクテ女子をハメたテクニックって

後ろ指をさされる関係とわかっていても、やめられない不毛なつながり。

不倫を選ぶ女性たちの背景には何があるのか、またこれからどうするのか、垣間見えた胸の内をご紹介します。

【不倫の精算#31前編】

ピュアなオクテ女子は強引なアプローチに弱い

Nさんは35歳、未婚で彼氏はおらず、「仕事しかしていない」ことが悩みだった。

これまで交際した男性は数人いたが、小心者だとみずから言うNさんは「関係が深くなる前に別れを切り出される」ことが多かったという。

 

いわゆる“オクテで不器用”な彼女が不倫の穴に落ちてしまったのは、今から一年前のことだった。

 

「まさか自分が不倫なんて」

と、落ち込むNさんだったが、既婚の彼と別れる決心がつかずにいた。

 

相手とは仕事を通じて知り合っており、物理的な距離がなかなか取れないことも、関係を終わりにできない理由だった。

 

「だって、別れたあとも必ず顔を合わせるんですよ?

絶対気まずいし、もし周りにばらされたらと思うと……」

 

Nさんの不安は、「不倫関係が終わったその後」にあった。

既婚男性の誘いに流されるまま乗ってしまった自分への後悔は、想像以上に重いものだった。

 

「既婚男性なんだから、まさか私を恋愛対象として見るわけがない」

既婚の彼は、仕事上のアドバイスをする立場でNさんに近づいてきた。

 

この人は結婚しているから大丈夫、という安心感をNさんは持っており、最初から不倫を想像するような接し方はしていなかったという。

 

それが、みんなで作ったグループラインで話すようになってから、彼のほうから

「個人的にやり取りができるとうれしい」

と言われ、何も考えずOKしてふたりきりの会話がはじまったそうだ。

 

「独身の男の人なら、ちょっと警戒したかも。

でも、奥さんのいる人なら逆に安心しませんか?」

 

そう尋ねられたとき、「既婚だからおかしな関係にはならない」ことを当然とする正常さをNさんに見た。が、その純粋さこそが、その後の駆け引きでは“致命傷“になったのかも、と思う。

 

既婚の彼との会話は、最初こそ仕事のことが中心だったが、一ヶ月ほど経ってからは個人的な話題が増え、Nさんの生活や彼氏が3年いないことなども誘導されるがまま教えていた。

 

そのやり取りは、Nさんにとっては「相手は既婚者だから別にさらしてもOKな情報」。

それを知ったからといって自分とはどうにかなる関係の人ではない、という思い込みがあった。

 

不倫慣れした既婚者が繰り出す「詰将棋みたいな」断れない誘導

既婚の彼とのつながりに変化があったのは、そやり取りが2ヶ月ほど続いたときだった。

 

「いい人がいれば紹介してあげるんだけどな」

とLINEでメッセージをもらい、Nさんはこう返した。

 

「○○さんのお眼鏡にかなう人なら信用できますね」

 

既婚者で、仕事もできて、年下の未熟な私にも誠実に接してくれる。それがNさんが彼に向けていた思いだった。

だが、次に彼から届いたメッセージはトーンが変わっていた。

 

「それなら、僕はどう?」

 

僕? あなたは既婚者ですよね?

「意味がわからなかったです」

真面目な顔で話すNさんは、彼の“直球の下心“を見抜けなかった。

 

「○○さんは結婚しているじゃないですか」

そう返すと、彼からはもう一段踏み込んだ返信があった。

 

「結婚していても、僕はNさんのことが好きなんだけど。

ダメ?」

 

ここでNさんの心が大きく動いた。

 

真面目な女子は「テクニック」に誠実に誘導されていってしまう

好きだ、と異性から言われたら、信頼している人からそう打ち明けられたら、誰だって動揺するし、次にうれしく思うだろう。

 

このときのNさんも、既婚の彼からまっすぐ好意を伝えられたことに息が止まるほど驚き、そしてどう返すべきか煩悶した。

 

「うわ。『ダメ?』とか気持ち悪いじゃん」

LINEのトーク画面を見せてもらってまずそう口から出てしまった。

 

が、Nさんは困ったような表情でこう言った。

「うん、今は私もそう思うんですけど……。

そのときは、何かもう、胸がいっぱいになっちゃって」

 

悩んだ挙げ句、Nさんの返した文章はこうだった。

 

「ありがとうございます。

私も○○さんのことは尊敬しています」

好き、の言葉に対して尊敬という応え方をしたのは、Nさんの精一杯の誠意だったはずだ。

 

だが彼のほうは、はっきり拒絶されなかった、“そらされなかった”と感じたのだろう、次に届いたメッセージでNさんは縛られることになる。

 

「ありがとう。

そう思ってくれてうれしいよ。

今度の週末、よければ食事でもどう?」

 

断らないだろうと踏んでの誘い。

この流れでNOと返すことは、彼を傷つけることになる。

そう思ったNさんは承諾した。そして既婚の彼から提案されたのは、個室のある居酒屋だった。

 

>>>この記事の続き 「まさか」の不倫にハマった独身女性の窮屈さ【不倫の精算#31後編】

 

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