ひとり飲みもオススメ。東京・ホテルのバーで飲みたい大人の「桜酒」3選
今年もお花見シーズンがやってきました! 可憐に色づく桜に心躍りますが、花粉症の人間にとっては外での花見はちょっとつらいんですよね。公園での花見は、お手洗い問題もあるし。大人らしく、花見も優雅に楽しみたい! そして、1年にわずか1週間ほどの桜のシーズン、お花見気分を満喫しながら、心地よい場所で美味しいお酒をいただきたい──。
今回は、そんな私、いえ、みなさんに贈るラグジュアリーな、「桜酒」案内です。
東京の夜景とともに5種の「桜カクテル」を堪能
桜シーズンに合わせ、桜を使ったスイーツがカクテルも随所でいただけますか、今シーズンまっ先に足を運んだのが、「ザ・リッツ・カールトン東京」45階の「ザ・バー」です。天井まで届く高さ8メートルもの大きな窓から見下ろす東京のダイナミックな夜景は、何度見てもため息もの。私が男だったら間違いなく勝負デートの締めに利用するバーですねって、そんな情報はどうでもいいですね……。
さて、今回、こちらに足を運んだ目当ては、そう、「桜カクテル」です。4月16日(日)までの期間限定で「ザ・バー」では、なんと! 5種類の「桜カクテル」を用意しているんです。
「ザ・バー」が本気なら私も本気です。さ~、5種類全部制覇しますよ! 今回、バーテンダーさんに、順番をお任せして出してもらいました。
最初にいただいたのは、「フローティング リーブス」(2,600円)。木の葉が落ちてきた頃の桜をイメージしたカクテルで、発泡系の日本酒がベースになっています。ペルーのお酒「ピスコ」に漬け込んだ桜ほうじ茶葉を使っていて、ほのかに漂う桜の香りがなんとも上品。やさしく、まろやかな味わいで食前酒におすすめです。
「サクラブロッサムフィズ」(2,800円)はシャンパーニュを使ったさわやかなカクテル。上の泡は、卵白を泡立てたものだとか。ジンに漬け込んだ桜の花が香りつけに使われていて華やか。グレープフルーツジュースの酸味もきいてさわやかに仕上がっています。
フォトジェニックな「エターナルサクラ」(2,400円)は、甘酒のエスプーマが乗った見目麗しい逸品。ロシアのお酒「ズブロッカ」の独特な甘み、フレーバーが、桜リキュールとこれほど相性がいいとは! 上品な甘さが心地よくぐびぐび飲めてしまいそう……。
グラスの中で踊る桜が可憐な「ワンス エブリースプリング」(2,400円)はマティーニタイプのカクテル。私の大好物でもあるりんごから作られた蒸留酒「カルヴァドス」、桜ワインに、煮出したルイボスティーを加えているのだそう。けっこうなアルコール度ですがこれも飲みやすい。危険。ちなみにこちら、食前酒はもちろん、食後酒にも良さそうですよ。
最後にいただいたのは、「桜ダイキリ」(2,400円)。そう、ダイキリの桜バージョンです。8年熟成のバカルディに、桜シロップの甘さとライムの酸味が加わり、華やかに春の到来を祝福します。
ちなみに今回、こちらの桜カクテルに合わせていただいたのが、「ザ・リッツ・カールトン東京」が誇るチョコレートコレクション(1個290円)。「ザ・バー」では、毎日17時から、チョコレートワゴンで、オリジナルチョコレートを販売しているんです。今回、新たに6種類(トンカ、カシス、フィグ、カフェ、カルヴァドス、アールグレイ)が加わり、現在15種類を提供しています。
せっかくなので新作を! といただいた「アールグレイ」は本当にミルクティーを飲んでいるかのような錯覚に陥る再現度の高さ。聞けば、濃く煮だしたアールグレーティーをたっぷり使っているんですって。香水の成分としても使われる、香り高いトンカ豆を煮出し、香りを引き立てた「トンカ」は本当に個性的。独特な芳香が上品にチョコレートに昇華された大人のチョコレートはお酒にも良く合います。
大人の、ラグジュアリーなお花見、楽しんでみませんか。
ザ・リッツ・カールトン東京「ザ・バー」
提供期間:~2017年4月16日(日) ※価格は税・サービス料別
http://www.ritz-carlton.jp/restaurant/the_bar/
可憐なピンクのロゼシャンパン3種がフリーフローで楽しめる
「ANAインターコンチネンタルホテル東京」の「シャンパン・バー」はその名のとおり、シャンパンに特化したバー。アトリウムロビーを見渡せるホテル3階に位置し、待ち合わせにはもちろん、女性ひとりでも入りやすいのが魅力です。
その「シャンパン・バー」が、4月16日(日)まで、「桜バブルズ」(10,000円・税・サービス料込み)と題した、ロゼシャンパンのフリーフロープランを展開中。
「テタンジェ・プレステージ・ロゼ」「モエ・エ・シャンドン・ロゼ・アンペリアル」「ヴーヴ・クリコ・ローズ・ラベル」の3銘柄のロゼシャンパンがフリーフロー(2時間制)、要は飲み放題で楽しめちゃうというわけ。ロゼシャンパン3種のフリーフローってなかなかないのでこの機会にぜひ! ロゼシャンパンのほか、シャンパンカクテルも楽しめるので、存分に泡三昧できちゃいます。ちなみにビールもありマス。
シャンパンに合わせた春らしい3皿のフードメニューがセットになっているのもうれしいところ。オトナだってときめく、淡い桜色のバブルで春の到来を祝ってみませんか。
ANAインターコンチネンタルホテル東京「シャンパン・バー」
提供期間:~2017年4月16日(日)
http://anaintercontinental-tokyo.jp/
日本列島を北上する桜前線をイメージしたカクテルとは?
マンダリン オリエンタル 東京の「マンダリンバー」では、北上する桜前線をコンセプトとした「桜カクテル」を提供。各エリアで象徴的な桜をテーマに選び、その土地の特産品を取り入れたオリジナルカクテルに昇華しています。
現在は、熊本の約26m、樹齢400年余りの山桜から着想を得たカクテル「大桜」(2,300円)と約1,200本もの桜が咲く、滋賀県彦根城周辺の壮麗な景色からインスピレーションを受けたカクテル「彦根桜」(2,600円)がラインナップ中。
「大桜」は37種類のハーブを使用した「マンチーノ ビアンコ」をベースに、熊本産のデコポンジュースと甘酒、そして、九州地方の特産であるフレッシュなイチゴを使用。
「彦根桜」は、コクを持つ「マンチーノ チナート」に、味に深みを加えるためのブドウジュースと、滋賀県が最大の収穫量をほこるフレッシュなブラックベリーを用い、隠し味として黒蜜を加えています。
また、4月6日(木)からは宮城の清流・白石川と残雪の蔵王連峰を背景に咲き誇る「一目千本桜」の桜並木をイメージした「千本桜」(2,300円)が登場。
こちらは山の幸と海の幸が豊富な宮城県の特産物に注目し、ミルクとゆずジュースを使用したカクテルでガーニッシュには、おつまみとして楽しめるよう、梅のペーストで風味付けした大葉ときゅうりをグラスに添えています。さらにその上に花穂をあしらい、白石川堤沿いに桜の咲くイメージを表現しているのだとか。
熊本県の郷土料理「辛子レンコン」、滋賀県の伝統野菜「ひのな漬け」、宮城県の名産品「牛タン入り笹蒲鉾」を盛り合わせた「桜前線スナックプレート」(2,000円)をつまみに、桜カクテルで日本縦断を楽しんでみては?
マンダリン オリエンタル 東京「マンダリンバー」
提供期間:〜2017年4月30日(日) ※価格は税・サービス料別
http://www.mandarinoriental.co.jp/tokyo/fine-dining/mandarin-bar/
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