【白髪】抜く、分け目、色つきリンス、対策とリスクをプロ視点で見ると…

2021.08.05 BEAUTY

気になり始めたチラホラ白髪や、サロンで染めてから次に染めるまでの間に伸びてくる根元の白髪は、老け見えの元凶。セルフカバーで上手に乗り切りたいですよね。

簡単&キレイに隠せるコツや気をつけたいことを、大人の髪を熟知した美容師のCHIEさんに伺いました。

 

たとえ1本でも、白髪を抜くのはNG

生え際や頭頂部に白髪を見つけたとき、どうしていますか? ダメだと思いつつ、抜いてしまうこともあるのでは…。

 

「無理に抜くと毛根にダメージを与え、毛髪の成長サイクルが乱れます。傷ついた毛根が炎症を起こしたり、毛穴がゆがんだりするので、縮れた髪や弱々しい髪が生えてくることも。さらには新しい髪が生えてこなくなる可能性もあるんです。眉毛を抜き続けていたら生えてこなくなった…というのと似ていますね。細眉ブーム時代を知っている人にはわかるはず」(CHIEさん)

 

白髪だけの問題にとどまらず、薄毛にもつながってしまうとは、絶対抜いてはいけないですね…! では、正しい対処方法は?

 

「1、2本であれば根元からカットする方が、抜くよりは良いと思います。ただ、伸びてきたときにピョコンと飛び出しやすいので、一時的に髪を着色できる白髪隠しアイテムでカバーするのがベター。また、頭頂部の分け目付近の白髪の場合、分け目を少しずらすことで目立ちにくくなりますよ」

いつもの分け目はペタンとしやすく白髪も目立ちやすい。

 

分け目をずらすことでトップがふんわりして、白髪が埋もれてくれる。

 

便利な白髪隠しアイテムは白髪の量で使い分け

チラホラと出始めた白髪をごまかしたいときや、次にサロンで白髪染めをするまで自分でキレイにカバーしたいときに便利なのが、白髪隠しアイテム。さまざまなタイプがあるので、使い分けのコツをお聞きしました。

 

「隠したい白髪の本数が少ないときは、ピンポイントで塗りやすいマスカラタイプがおすすめ。分量が多い、もしくは範囲が広い場合はファンデーションタイプでカバーすると楽ちんです。パフでポンポンとつけられて、ベタつかずマットな質感なのでお直しもしやすいと思います」

CHIEさん愛用品。コーム型マーカータイプの「アリミノ カラーストーリーiプライム ポイントコンシーラー」と、ファンデーションタイプの「b-ex スロウ ヘアカラーコンシーラー」。

 

白髪染めシャンプーやトリートメントは、リスクにも目を向けて!

自宅で手軽に白髪を染められることから、近頃人気の白髪染め用カラーシャンプーやカラートリートメント。コロナ禍でサロンに行けなかった期間に、使い始めたという人も多いようです。

美容師さん目線では、どう感じているのでしょう?

 

「正直、美容師的にはおすすめできません。使っちゃダメとも言えないですが…。ただ単に白髪に色がつけばいいだけならカラーシャンプーなどで目的が果たせると思いますが、ムラになることもありますし、カラーバリエーションを楽しむことは難しくなります。いざサロンで染めたくなったとき、カラーシャンプーやカラートリートメントをくり返し使った髪はどう染まり上がるか予測しづらく、狙った色や明るさになりにくいんです。カラーチェンジしたくても、色みを楽しめる髪状態に戻すのに時間がかかってしまいます。それでも色を変えたい場合はカラー剤のブリーチ力を上げなければならず、髪に負担がかかってしまうことに」

 

こんなはずじゃなかった…と後悔しないように、自分のライフスタイルや今後のへアカラープランなどをよく考えてから判断を。担当の美容師さんに相談するのも良いでしょう。

 

【教えてくれたのは…】

CHIEさん(PearL

表参道の有名美容室「ANTI」で活躍後、代官山に「PearL」をオープン。技術とセンスを駆使した幅広いヘアデザインや、素髪の美しさを保つためのケアに定評があり、大人の女性からも高い支持を得ている。

 

     

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