
「たしなむ」ではありません。「噤む」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「噤む」です。
「噤む」の読み方は?
「〜む」の送り仮名から「たしなむ」や「つつしむ」などの読みが思い浮かんだ人も少なくないはず。ですが、「たしなむ」は漢字で「嗜む」、「つつしむ」は漢字で「慎む」と、「噤む」とは異なる漢字で表すことができるので、残念ながら間違いです。
「噤む」のヒントはその漢字にあります。
「噤」は部首「口(くち・くちへん)」と「禁」で成り立ちます。「口」に関する言葉であることは確かです。「口」を「禁」ずるから連想してみると……?
正解は……
「つぐむ」です。
「噤む」は
口を閉じる。ものを言わない。黙る。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。
また「つぐむ」は「鉗む」とも書きます。
実は「鉗」の読みは
- 音読み ケン・カン
- 訓読み くびかせ・はさ(む)・かなばさみ・と(じる)
であり、「つぐ(む)」は載っていませんが、「鉗」の意味には
①くびかせ。罪人の首にはめる鉄の輪。
②はさむ。また、はさむ道具。かなばさみ。
③口をつぐむ。ふさぐ。とじる。出典元:鉗|漢字一字|漢字ペディア
とあり、“口をつぐむ”の意味が記載されています。
言い間違いに注意!
口を閉ざすことを「口を噤む」と表しますが、「言葉を紡ぐ(つむぐ)」という表現と混同しないようにしましょう。
「つぐむ」と「つむぐ」でとてもよく似ていますが、「言葉を紡ぐ(つむぐ)」は“綿糸や絹糸から糸をつむぐように、言葉を選んで文章を作ること。(出典元:実用日本語表現辞典)”を意味します。言い間違いに注意です!
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