40代のゆらぎ肌はスキンケアの見直しから。チェックポイント3つ
肌が健やかできれいでい続ければ、意外と気分良く過ごせるということを実感するのはアラフォーならではの自分の測り方です。また肌の衰えを実感することでテンションが下がるのもアラフォーならではではなないでしょうか。
肌には異なるタイプがありますが、それが年代で変化することをご存知でしょうか。そこでチェック方法を提案しましょう。もちろんチェックしたら、適切なスキンケアで対応してあげるべきです。
肌は一生モノだけど、一生同じタイプではない
人類が生まれて初めて纏う「オートクチュール」は肌だと言っても間違いではありません。この肌はそれぞれ個性…つまり異なるタイプを持っていて、さらに体調やお手入れ次第でコンディションが変化するという特性を持っています。
一生使い続けていくものでありつつ、体内のあらゆるものを保護するという役割を持ち、さらには恋に誘い込むエレメンツにもなるという肌。タイプはあれこれですが、誰しもが同じように肌に守られたり、仕掛けたり、という能力を発揮しているのです。
でもこの肌のタイプは生まれてからずっと同じではありません。ちょっと思い出してみましょう。赤ちゃんの頃の無垢な肌は思い出せなくても、10代や20代の頃は思い出せるのではないでしょうか。赤ちゃんの肌のままでいたかったと思うかもしれませんね。
とはいえ生物はすべからく変化していくものです。赤ちゃんからアラフォーに至り、それ以降も変化し続けていきます。しかも肌は一生モノですが、タイプは年代で変化するのです。そのためお手入れがずっと同じでは、美しさが損なわれる危険もあります。
年代で肌タイプは変化していく
よく「赤ちゃんの肌はみずみずしくて、ハリがあり、理想の肌」といいますが、実際には未熟で肌トラブルを抱えやすいという弱点で育児中のママには大きな課題になっているものです。しかし全部の成長に従って、未熟だった肌は強さと美しさを兼ね備えていきます。
10代の肌ならドラマティックに変化していくホルモンバランスで肌が不安定になり、ニキビで悩まされやすい肌です。生物としての成長が完成するまでは、肌も同時に成長するためにどうしても不安定な状態になりやすくなります。
20代にホルモンバランスも安定し、また急激な成長もストップします。この時期は皮脂と水分のバランスも良く、いわば完成された肌になるのです。この時期の肌タイプが永久だと多くの女性たちは思い込みやすいということが実は健やかな美肌キープを邪魔しています。
30代から肌は少しずつ変化します。しかし30代ではまだ実感がありません。肌タイプの変化を深く感じ始めるのはアラフォーからです。この時期にスキンケアを見直し、本当に必要なステップを加えたり、省いたりすることがアラフォー以降の洗練された美肌を作ります。
自分の肌タイプを決めつけない
スキンケアで自分の肌を台無しにするのは、やりすぎかやりなさすぎです。この2つをやってしまう原因は20代での肌タイプがそのままだと思い込んでいることが原因。すでに20代で把握している自分の肌タイプとは変化していることを踏まえるべきべきです。
肌タイプと肌悩みの原因の変化がどうして起こっているのかといえば、肌内部のセラミドの減少と肌の新陳代謝が鈍くなっていることにあります。「自分はこの肌タイプだから」と過去のデータだけでスキンケアを続けても、健やかな肌をキープさせられないのです。
まず今のスキンケアで満足のいく結果が出ない、現状維持もできない、と感じていたら、肌タイプを再度チェックしてみましょう。UVカット剤しか使わない日の午後3時あたりの素肌を触ってみたときの感触で、どのステップを必要とする肌になったかが判断できます。
UVカット剤を塗り直すとき、ふと肌を触ってみたら、なんとなくみずみずしさが足りない、あるいはごわつきを感じる、嫌な皮脂浮きが出やすい、という形で肌はタイプの変化を教えてくれます。洗顔後に3分待つ方法よりは肌に優しい確認方法です。
ちょっとした変化を把握することが一生モノの美肌を作る
生理前から生理中に肌の不調を感じ、スキンケアをうまく変えている方も少なくはないでしょう。でも年代で変化していく自分の肌タイプの変化に沿って、スキンケアの組み立てを変えてきているかといえばそうではないでしょう。
シミやシワ、たるみよりも、先にチェックしておくべきなのは、肌タイプの変化です。急にカサつきやすくなってきた、あるいは皮脂浮きがしやすくなった、くすみやすくなった、とうわかりやすいものから、自分だけで感じるちょっとしたものもありますよね。
ちょっとした自分の肌への違和感はスキンケアの組み立てを変えるためのヒントになります。生物は変化していくものですし、女性であれば変化を好ましく、さらにいえば自分に快適でより魅力を増すものにしたくなって当然ではないでしょうか。
だからこそ、自分だけでわかるうちにちょっとした違和感をクリアさせるスキンケアのステップを組み立て直す必要があります。毎日なにげなく触れる自分の肌がタイプの変化を教え、さらにスキンケアの現在の課題と変更の正解を与えてくれるのです。
肌タイプの思い込みを捨てる3ポイント
1.20代で把握した自分の肌タイプのデータを捨てる。
2.UVカット剤だけを使った日、塗り直す際に触れる肌の感触で判断する。
3.自分だけが感じる肌の違和感を重視し、忘れない。
となります。特に肌の違和感を些細なものと思わずに、クリアさせる課題としてスキンケアを見直すことはアラフォー以降の肌を美しく健やかにさせます。
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