「巨」の1画目はどっち？意外と間違えてる！｜漢字の書き順3選

今回1問目にピックアップする漢字は「巨」です。巨額、巨匠、巨人、巨大、巨万の富の「巨」
きちんと書けたらなんだか運気も上がりそうな気配すらするこの「巨」今日はそんな「巨」をチェック！

第1問：巨の1画目はどっち？

ではズバリ問題です。最初の画、1画目はどこでしょうか。

1. 漢字は左から書くものでしょう？ということでこの画
2. 漢字は上から書くものでしょう？ということでこの画

さて、１画目はどちらでしょう？

正解は……

そう、この漢字の１画目は、この縦の画なのです。そして、次から右側の部分を上から順に書いていくのです。
そこでこの「巨」の書き順をもう一度確認しておきましょう。

どうですか？　似た漢字に「臣」がありますが、この「臣」も同じように左の縦の画を先に書きます。

縦画と横画しかない漢字です。カッチリキッカリ正しい順で書きましょう。まずは空中にでも書いてみてください。
間違えていた人はこの機会に覚えなおしましょうね。

第2問：「上」の筆順。ずばり1画目はどこ？

あなたは、どの画から書きますか？
横の「一」？　それとも縦の画？　さあ、どちらでしょうか。

正解は……

そう。「上」は縦の画からなのです。あとの筆順は想像通り。

この漢字は、この筆順で書いた方が、文字のバランスがとりやすくなります。

第3問：「成」の筆順。さて、1画目はどこでしょうか。

正解は……

そう。「成」の１画目はこの縦はらいの画なのです！
そして次が横画です！（赤色）

次はこの画です。（赤色）

あとの３画は学校の習字の時間によく練習したセットですよね。
ここで「成」の筆順を再確認しましょう。

「成」の字はほんのわずか横につぶれた漢字ですよね。このような場合は、縦のはらいを先に書きます。「皮」もそうです。

逆に「歴」や「厚」のように、どちらかというと縦長の漢字の場合は、横の画を先に書きます。

どうでしょうか。縦画を先に書く横長の漢字も、横画を先に書く縦長の漢字も、正しい筆順で書くと、形が整います。
今、紙とペンを出して「成」という文字を、書いてみてください。間違えていた人はこの機会に覚えなおしましょう。