【シミ隠しの天才】ゴルゴライン?チークが先?化け子の神業コンシーラー講座
-(化)「こってり塗って隠したくなる気持ちはわかるのだけど、“目立つシミほど、欲張らない”これが鉄則。何度もいいますが重ねるほどヨレるし、くずれやすくなるし、結果として悪目立ちするので、シミは輪郭だけきちんと消して全部は消さなくていいの」
-(加)「???」
-(化)「シミのアウトラインさえなくなれば、中心は完全に隠さずにぼかす感じでOK。肌とのコントラストが強いから気になるのであって、シミの濃さ自体はさほど問題じゃない。完全につぶすとメイクは厚くなって、デメリットの方が大きくなります。フォーカスしすぎない方が、全体のバランスとして自然ということ。欲張らないことが成功の秘訣です」
-(化)「逆にね、このあたり(眉弓)はシワがないでしょ。ということは、ヨレたり、シワにコンシーラーが入り込んで悪目立ちすることもないということ。だから、しっかり隠してしまって大丈夫。ぼんやりシミが消えたら眉と目まわりのアウトラインがクリアになりますよ」
クマ消しにはオレンジ系が鉄則
-(化)「普段、コンシーラーは何を使ってますか」
-(加)「化け子さんを動画を見て、THREEを買いました」
-(化)「(YouTubeを)よく見てくださってる! 保湿系なので加藤さんの肌に合っていていいと思いますよ。色だけで判断するとこっちのセザンヌの方がフィットするんですけど、乾燥しますからね。あっそうそう、最近使いはじめたオススメがもう一つあるんです。それ(&be)が加藤さんにぴったりかもしれない」
-(化)「うんうん、いいかも。伸びがよくて、わざとらしく消しすぎないから。このくらいの透け感の方が自然でしょ。濃く目立つ境界線の部分だけピンポイントで隠すといいですよ。全体を消さなくてもいいの。厚ぼったくすべてを隠したときよりも、ここのトーンが上がる方が、トータル的な満足感高いはずですよ」
-(加)「確かに。説得力ありますね」
ハイライトは“ハリ感を足す”役割で
-(化)「最後に少ーしだけハイライトを足しますね。ここでのポイントはコンシーラーを使った部分に重ねないこと。影になってしぼんで見える部分にツヤをちょっと足すとふっくらして見えてお得なんですよ。目の下のたるみ対策にも若干なりますしね。でもね、シワもそうだけど、たるみもメイクで消せないの。他を素敵にすることに目を向けて、たるみには目をつむりましょう。フォーカスしないこと。さあ、リップを可愛くしますよ!」
モーヴ系のツヤレッドをセレクト
-(加)「普段はオレンジ系です。肌色に浮かない方がいいかなと」
-(化)「オレンジ系も似合うけど、加藤さんにはちょっと青みのある可愛い赤にぜひトライしてほしい! 表情が断然華やかになりますよ。赤を使うことにためらいがある人はこういうツヤのあるタイプを使うといいですよ。抜けが出る分、自然にこなせるし、時間が立つとツヤがなじんでニコッと笑ったときの品格がアップしますから」
-(化)「そうそう、最後にもうひとつ試してみましょうか」
化け子さんがおもむろに取り出した謎のテープの正体は?!
>>続く「【化け子塾】まぶた下がりが気になる人集合! 「謎テープ」の使い方」
photo/Kiyoe Suzuki
special thanks/Mai Yurimoto,Maino Obikane
>>YouTubeチャンネル『ヘアメイク職人_化け子』
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