矢方美紀 (元SKE48) 乳がんにかかった私が「言われたくなかったこと」#1
7年半の間SKE48に所属し、チームSのリーダーを務めた矢方美紀さん。17年にセルフチェックで左胸に石のようなしこりを見つけ、翌18年にステージ2Bの乳がんと判明。18年4月には左乳房全摘出・リンパ節切除の手術を受け、その後抗がん剤治療も経験しました。
手術から3年経過した現在は、ホルモン療法を継続しながら名古屋を中心に活動中。2020年には子どもの頃からの夢である声優としてもデビューしました。
ご自身の闘病経験からFWD富士生命・NPO法人ふくりびとともに「アピアランスの変化」に関する啓蒙も続ける矢方さん。その渦中のお話を伺いました。6話シリーズの1話目です。
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抗がん剤での治療中、いちばん辛かった副作用は「むくみ」だった
辛いことが多いと伝え聞く抗がん剤治療ですが、矢方さんにとっていちばん辛かったことは何でしたか?
矢方 脱毛もつらかったのですが、全身のむくみは驚きましたし、大変でした。私はもともとむくみにくい体質でしたが、抗がん剤治療が始まってからむくみが取れなくなりました。ふっくらしたので元気に見えると言われることもあったけれど、元気に見えたとしても内面は副作用で苦しんでいて、がんを知らない人にどうやって伝えていけばいいだろうと悩んだ時期でした。
脱毛中、FWD富士生命がサポートするNPO法人ふくりびの「あぴサポ」を経由して人毛100%のウィッグを手にしたそうです。届いたときのことを教えてください。
矢方 届いた日はめちゃくちゃ嬉しかったです。最初にネット通販で100%化繊のまったく合わないウィッグを買ってしまって、電車で移動するだけで前髪がバーコードみたいになっていました。でも、ふくりびさんの人毛100%のウィッグを使ったら髪が気にならなくなり、日々の生活、仕事に集中できるようになりました。
はじめてのウィッグはドキドキしたのではないでしょうか?
矢方 最初は街中を歩いていてもウィッグだとバレないかヒヤヒヤしていたのですが、ふくりびさんのウイッグは寸法もしっかりあっていて大丈夫でした。ダンスで激しい動きをしたときも、ダンスの先生は危ないんじゃないのと言っていたのに大丈夫で。外出したとき、信号待ちの間に、カットモデルを探してるけどどうですかと声をかけられたこともあり、全然バレてないな!という自信に変わりました。
ウィッグはどうでしたでしょうか、気に入りましたか?
矢方 ウィッグをかぶってたほうがカワイイっていわれました(笑)。胸上くらいの長さのロングウィッグをかぶることが多かったのですが、美紀ちゃんかわいいね、こっちのほうがかわいいよと好評でした。いまの髪は地毛のボブですが、ウィッグのロングが気に入ったので、あの長さまで地毛を伸ばしていこうと頑張っています。
つづき>>>病気を公表した直後、いちばん言われたくなかった言葉は?
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