矢方美紀 (元SKE48) 抗がん剤治療、脱毛中に「言われたくなかったこと」は#5
7年半の間SKE48に所属し、チームSのリーダーを務めた矢方美紀さん。17年にセルフチェックで左胸に石のようなしこりを見つけ、翌18年にステージ2Bの乳がんと判明。18年4月には左乳房全摘出・リンパ節切除の手術を受け、その後抗がん剤治療も経験しました。
ご自身の闘病経験からFWD富士生命・NPO法人ふくりびとともに「アピアランスの変化」に関する啓蒙も続ける矢方さん。その渦中のお話を伺いました。6話シリーズの5話目です。
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「見た目の変化」を伴う抗がん剤での治療中、言ってほしくないこととは?
抗がん剤での治療中、アピアランスが変化しているときに言われたくなかったことは何でしたか?
矢方 太ったねと言われたのがすごくいやでした。私はもともと丸顔で太ったように見えやすいので、顔まんまるだね、パンパンだねと言われれることが多かったのです。治療中にむくみが始まってしまい、治療が終わったあとも抜けずに苦しんだのですが、色んな人からどうしたの、太ったんじゃん、めっちゃ健康的じゃんと言われました。「そうなんですよ、全然元気なんです、痩せなきゃダメですね」なんてお返事していましたが、実は体調が悪くて食事を食べられない日もありましたし、マッサージしてもしてもむくみが解消できず、苦しんでいたんです。
ほかにも意外なアピアランスの変化があったそうですね。
矢方 私は爪や手先の黒ずみも強く出たので、「どうしたの」と言われることがたくさんありました。何度も何度も同じ説明をするのも疲れて、そのうち、バレちゃったな、でも見たら気になるよなって、落ち込んでいました。むくみ、黒ずみは、がんの治療でそこまでダメージが出ることが知られていないのが原因ですよね、広まってほしいです。
反対に、治療中に言われて嬉しかったことはどんなことでしょうか?
矢方 抗がん剤治療中は、自分では外見もぼろぼろだな……と思っていましたが、「いまの美紀ちゃんが輝いているよ」「ウイッグだろうとむくんでいようと美紀ちゃんの存在自体が好きだから何も変わらないよ」という言葉はとても嬉しかったです。
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