「この腹の脂肪だけ落ちないかな…」都合のいいダイエット、たった1つのコツとは
ダイエットをするとき、体重を減らすことだけを目標にしていませんか?
たとえば、体重が減っても、筋肉や水分の量が減って体脂肪がついたままなら基礎代謝が落ちてしまいリバウンドしやすくなります。つまり、筋肉量を維持したまま「脂肪だけを綺麗に落とす」ことが健康的に綺麗に痩せる方法ともいえます。
そのため、人の体の中身(体組成)のバランスに着目し、ムダな脂肪を落とし、筋肉量を維持する“オプティマム・ファスティング”は、まさに理想的なダイエットです。
従来のファスティングと同じく消化器官を最大限休めますが、体が喜ぶ栄養だけをしっかりと取ることで、本来の体の代謝能力が最大限にアップします。筋肉量をキープしたまま脂肪だけを落とし、一生リバンドしない体作りが目指せます!
■「食べたもので体が作られる」ことを体感しよう
まず、食べたものの栄養素で体が作られるという基本を知ってもらいたいです。リバウンドをしないために太る体質を改善する第一歩は、“オプティマム・ファスティング“を行って、食べたもので体が作られることを体感し、日々私たちが口にするものは一体どんな食べ物なのか?飲み物なのか?を意識して、大切さに気付くことです。
【ファスティングの本p.29の図を使用】
乱れた食生活を変え、消化に使うエネルギーを抑えて、体が喜ぶ栄養素だけを取ると、私たちの体を巡る血液の質が良くなり、皮膚や髪の毛、筋肉など、細胞の新陳代謝がアップ!エネルギー代謝が活発になり、余分な脂肪が落ちていきます。
“オプティマム・ファスティング”を体験すると、お肌が綺麗になる、疲れにくい、綺麗に痩せるといった効果が得られ、食事から体質が作られていることが分かります。
■オプティマムファスティングの5大効果
⑴筋肉量をキープしながら脂肪だけを落とせる
筋肉の材料になるたんぱく質をはじめ、ビタミンやミネラルなど体が喜ぶ栄養素を体の中にしっかり取り入れるプログラムのため、筋肉の量を減らすことなく、脂肪を燃やして、体脂肪を減らすことができます。
⑵消化機能を休めて代謝力アップ
ファスティング中は、疲れた胃腸を最大限休めて、体の中で消化した栄養を吸収し、血液で運び代謝、そして不要なものを排泄する一連の流れをスムーズにします。消化に使うエネルギーを抑えると、エネルギー代謝がアップします!年齢とともに落ちるエネルギー代謝を引き上げ、体脂肪がスルスルと落ちます。
⑶腸内環境を良好にして便秘、肌荒れを改善
“オプティマム・ファスティング”は便秘外来のクリニックでも取り入れられている栄養療法です。ファスティング中に飲むドリンクには、腸内の善玉菌を増やす大豆オリゴ糖を含む豆乳、発酵食品で飲む点滴ともいわれる米麹甘酒を使います。腸内環境が整うと黄色でバナナ状の良い便が出るようになり、お肌のターンオーバー機能が整い、吹き出物が出にくくなります。
⑷味覚が研ぎ澄まされて、ヘルシー嗜好になる
現代人の食事は、糖質や脂質をとり過ぎてカロリーがオーバーしがちです。コンビニなどの加工食品や外食は、塩分も多くなります。さらに、お菓子、甘い飲み物など、砂糖による甘みが強いものを日常的にとることも、味覚を乱れさせる原因です。ファスティング中は、加工品、砂糖をとらず、味覚を整えていきます。素材そのももの味に敏感になり、自然とヘルシーな料理が美味しく感じられます。
⑸思考が鋭くなって、疲れ知らずの体に
消化を休め、必要な栄養素だけを取り入れると、睡眠の質がよくなって、朝の目覚めがスッキリします。ファスティング中に積極的にとるたんぱく質(アミノ酸)は、睡眠ホルモンの原料や神経伝達物質の材料になり、イライラが減って思考はクリアになります。また、糖質の量を適正にすると疲労物質の発生がおさえられて、疲れにくくなります。
これまでに7,000人以上が実践し、98%以上が「脂肪だけを綺麗に落とす」ことに成功しています!生涯、太らずキレイと健康を保ち「価値ある生き方」をするための予防医学に基づいた“オプティマム・ファスティング”について詳しく知りたい方は、『4日間で脂肪だけをキレイに落とす本』を是非手にとって読んでみて下さい。
文・監修/坂田武士 薬剤師。予防医学マイスター。オプティマムファスティングコーディネーター。予防医学士。スポーツファーマシスト。「日本予防医学マイスター協会」「サムライフ」代表。 昭和大学薬学部薬学科を卒業後、薬剤師免許を取得。大手製薬会社勤務や、特別養護老人ホームの施設長などを経て、予防医学やエイジングケアの重要性を感じ、2006年に独立。 2009年に「サムライフ」を設立し、薬をすすめない薬剤師として、これまでに1万人以上のオーダーメイドカウンセリングを行う。 著書に『4日間で脂肪だけをキレイに落とす本』(学研プラス)がある。
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