寝る前にはかならず「スイッチオフ」を!
睡眠コンサルタントの友野なおです。仕事やプライベートで失敗をしてしまったときには、その出来事を引きずって眠れなくなる人って少なくありません。そういうときどうすればいいのか?その方法について今日はお話したいと思います。
失敗したときこそ早くリセットを
仕事でもプライベートでも、何か嫌なことがあった日は興奮モードから抜け出せず、睡眠難民になってしまう人は多いです。そういうとき、私たちの脳は、夜になっても一日中働き続けたパソコンのように、ヒートアップしている状態なのです。特に昼間に何か「失敗」というような出来事が起こった場合には、それを嘆いたり、後悔の渦にのみ込まれてしまう前に、心をリセットする必要があります。
失敗も前向きにとらえて
ともすると、ネガティブな側面だけでとらえられがちな「失敗」や「挫折」は、大きな学びと成長における最大のチャンスというポジティブな面も持っています。
誰にもあなたの幸せを邪魔する権利はありません。
幸せを阻害するようなマインドはどんどん捨ててしまいましょう。
失敗や挫折から立ち直る方法として、「星空セラピー」はとても簡単でおすすめです。果てしなく広がる星を見上げることで、星空に包まれているような安心感が生まれ、視野も大きく広がり、くよくよ悩んでいたことがちっぽけで馬鹿らしく思えてきます。
忙しくて星空を見る時間がないという人もいるかもしれません。しかし、忙しい=充実ではありません。夜空を見上げる心の余裕を持つことで、無意識にこわばっていた表情もやわらかくなります。
また、日中のパソコン作業やスマホの操作から解放されて、遠く星空を眺めることは目にもやさしい行動です。星空を見上げるのは仕事の帰り道でもOKですが、できたら夜のリラックスタイムに部屋の電気を消してのんびり眺めるのがよいでしょう。
アロマオイルもおすすめ
ほかには、アロマオイルも積極的に利用しましょう。私たちは「食べ物が腐っているかな?」と確認するときに、真っ先ににおいをかぎますよね? また、煙くささを感じたら火の元を確認したり避難したりします。つまり、嗅覚と人間の生命維持の本能は、ダイレクトに関係しているのです。
この関係性を利用して、香りから心身をコントロールできるのがアロマの力。精油の芳香成分は、鼻や皮膚を通じて私たちに、覚醒作用やリラックス作用など、さまざまな効果をもたらしてくれます。
夜はラベンダーやネロリ、カモミール、イランイラン、サンダルウッドなどの眠りを促す香り。また、ヒノキやセドロールの香りを使うと、眠りながら大自然の中で森林浴をしているような解放感とリラックス感が得られます。朝はレモンやペパーミントなどの覚醒を促す香りがおすすめです。とはいえ、今の自分が惹かれる香りこそ本能が求めている香りなので、好きなものを選んで心地よくリラックスしてくださいね。
1,200円+税
単行本(ソフトカバー)
ISBN-13: 978-4074172207
スポンサーリンク