不倫への道を断ち切ったアラフォー女性のたったひとつの武器は、「流されない」強さ

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既婚のアラフォー男性から好意を向けられていたある女性は、当時仕事のことで悩みを抱えていました。その弱さにつけこまれ、つい甘えてしまいそうになりますが、ぎりぎりのところで踏みとどまります。

過ちを犯す寸前だった彼女を止めたのは、「流されない」強さでした。

自尊心を守ることの大切さを教えてくれた彼女について、恋愛相談家の視線からお話します。

 

「自分に関心を持ってくれる人」に甘えたくなる瞬間

40歳の彼女は、そのとき仕事で悩みを抱えていました。

慣れない業務に戸惑う中、独身の男友達を誘っては飲み歩くことでストレスを発散していましたが、結局会社に行けば自分のスキル不足を目の当たりにして苦しむような日々。

「どうすればいいんだろう」とため息をつく彼女に、違う部署の男性が「大丈夫?」と声をかけてきます。

既婚者である彼とはあまり話したことがなかったそうですが、そのときの彼女にとっては大きな救い。手を差し伸べてくれたことに素直に感謝して、悩みを打ち明けました。

彼はいろいろとアドバイスをくれて、彼女もそれを受け入れながら仕事の方は何とか進めていたそうです。

そんなある日の週末、いつものように誰か誘って飲みに行こうとした彼女でしたが、あいにくみんな予定が入っていてつかまりません。

そのとき、彼女は「誰も誘えない」ひとりぼっちの自分に気が付き、焦ります。

いつもなら、誰もいないなら好きな本でも読んでひとりでもゆっくり過ごすことのできる彼女ですが、そのときは「誰かといたかった」と言います。

「ひとりになると仕事のことを思い出して苦しいから」

という弱さが、声をかけてくれた既婚男性のことを思い出させ、つい教えてもらっていたLINEに連絡してしまいました。

会社では何かと気をかけてくれる男性でしたが、そこに自分に対する「過剰な関心」が見え隠れしているのを、彼女は気がついていました。

「『いま彼氏はいないの』とか、『週末は何をしているの』とか、仕事に関係ない話題を振られることが多かったし、『しんどかったらいつでも頼って』ってアピールがすごかった」

そんな男性からは、一度だけ仕事帰りに「軽く食事でも」と誘われたことがありましたが、「下心が怖かった」ので予定があることを告げて断っていたそうです。

そんな状態で、こちらから連絡することに抵抗がなかったわけではないのですが、それでも「自分に関心を持ってくれる人」に甘えたい意識が、彼女の指をスマホに向かわせました。

 

これから犯す「過ち」の重さ

スルーはないだろうという予想はあったけれど、案の定、男性はすぐに返信をくれたそうです。

「どうしたの?大丈夫?」

と真っ先に自分のことを心配してくれる言葉を目にしたとき、彼女は「心が大きく揺れる」のを実感します。

昔から付き合いのあるほかの男友達とは違う、「同じ会社の人」という新鮮さが、彼女の意識を高揚させていました。

ですが、まさかいきなり「飲みに行きませんか」と誘うわけにもいかず、業務に関する用事を思い出したことにしてそれを送信します。

すると、男性からは

「ゆっくり話したいし、良かったら明日の夜会わない?土曜日だし、お酒好きなんだよね?」

と返信が。

「こちらの気持ちを見透かされている」と思った彼女はとても恥ずかしくなり、すぐ断りの文章を入力しますが、その手が止まります。

明日の夜も予定がない自分。どう過ごせば良いかわからない。ひとりでいるのは嫌だし、「一度くらいなら、会ってもいいかな」という思いが頭をよぎりました。

そのときは、「相手が結婚している人って完全に忘れていた」状態で、ただ自分の寂しさを埋めてもらうためだけに用意された人、という意識が彼女にはありました。

気がつけば、「わかりました。どこで待ち合わせますか?」と返していて、とんとん拍子に話がまとまります。

次の日。

朝からそわそわと何を着よう、どんなことを話そうと考える彼女でしたが、時間が近づくにつれ、「これでいいのか」という気持ちが湧いてきたそうです。

今夜会えば、たぶんこれからも誘われるだろう。自分は断れるだろうか。

そもそも、仕事の話をするなら昼の時間帯でもいいのに、どうして夜お酒を飲む約束をしてしまったんだろう。

冷静になるにつれ、「すぐにふたりきりで会うことを提案してきた」男性への不信感がこれまで以上に募り、また「既婚男性とふたりきりで会う自分」への嫌悪感も、大きく膨らんできます。

悩んだ末、彼女は「急に体調が悪くなったので、今日は出て行けなくなりました」と丁寧なお詫びの文章を男性に送信しました。

すぐに男性から「え、そうなの。残念」と返信がありましたが、それには返事をせず、連絡はそれっきりになります。

「下心を感じる既婚者とふたりきりで会う」ことは、彼女の「過ち」になります。

その重大さに気がついた彼女は、ぎりぎりのところで踏みとどまりました。

 

「流されない」強さは自分を守る

 

彼女は、友人も多く決して男心に鈍感な女性ではありません。

だからこそ、会社では男性が自分に向ける関心を上手にかわし、期待させないように気をつけていました。

ですが、その「下心」が、ふと寂しさを感じた隙間に忍び込んでくることがあります。

「自分に関心を持ってくれる人」に甘えたくなる瞬間は、誰にでも訪れるものかもしれませんが、相手が既婚者である場合は話が別です。

「あのとき行かなくて良かったよ、ほかの独身の子にも声をかけまくる人だった」

と彼女は話してくれましたが、もしあのとき向かっていたら、行く前よりずっと苦しむ結果になったかもしれません。

悩んでいる女性の心につけこんで、自分の思い通りに関係を進めようとする既婚男性は、決して誠実とはいえませんよね。

ですが、それがわかっていて乗ってしまう女性の方にも、非がないわけではありません。

男性がどんな関係を望んでいたにしろ、そうなろうと思えばなれる状況でも「流されない」強さは、彼女の自尊心を守ってくれました。

 

 

あれから、彼女は職場で男性に会っても普通に接することができているといいます。

あのとき行かなかったことで、ふたりの間には何も「過ち」が起きず、彼女も堂々としていられるからです。

ですが、関係が変わりそうなきっかけを生んでしまったのは彼女の方。改めて自分の弱さを知った彼女は、誰かに逃げることをやめて今は業務に関する資格をとる勉強をしています。

あのとき守ることのできた自尊心が、彼女を以前より強く、より前向きに生きる道を示してくれました。

 

【恋愛相談家の見たリアル「不倫を退けるアラフォーのルール」2/「流されない」自尊心を持つオンナ】

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