
気づけば暗い色ばっか…!私のクローゼットが「暗色で埋めつくされる」ワケ
「部屋の乱れは心の乱れ」というなら、クローゼットの乱れは?
過去にパーソナルスタイリストとしてお客様のクローゼット診断を行なってきた筆者が感じる、クローゼットの乱れ。それは、「自分軸のブレ」が原因のケースが多いみたい。
今回は、よくあるパターンのひとつ「暗い色の服ばかりを持つ心理傾向」とその対策についてご紹介いたします。
ぱっと見た印象が「暗い」?なぜ暗い色が多くなるのでしょう
暗い色とは黒、グレー、カーキ、ブラウン、ネイビーといった彩度が低く落ち着いた色のこと。あくまで私の主観ですが、黒に限らずこうしたコンサバな色がメインのクローゼットは、安定を重んじる保守的・慎重タイプの方に多く見受けられます。あなたはどうですか?
ファッションに於ける安定とは、「失敗しないこと」「過度に目立つのがいや」「何とも合わせやすい」……どちらかといえば消極的な理由が多いのが特徴。また、過去に目立つ色を着て誰かに指摘されたり、そもそも自分には服のセンスがないと思い込んでいたりと、背景にトラウマが隠れていることも比較的よくあります。
怖いのは、無意識で選ぶこれらの服が「自分の姿に対するニセの思い込み」そのままを反映しているケース。そんなクローゼットを毎日眺めていると、本当はカラフルな服を着たいのに「私にはこの安定した色の服が一番しっくりくる」と刷り込みが起き、新しい着こなしに挑戦する機会を自らで逃します。
なので、定期的にクローゼットやタンスを開けてはちょっと引いた視点で眺め、暗い色ばかりになっていないかを客観視する時間を設けましょう。このとき、写真に撮って眺めてみてください。脳が見ている像と違った客観性を持てるのでオススメです。
まずは【 暗色7割、色モノ3割 】を目指す
もちろん、あえて暗い色を好きで選んでいるという方もいます。ですが、その場合も「なぜ私は暗い色の服が好きなのか」と自分に問いかけてみましょう。前向きな気持ちの裏側に、先ほどお伝えしたような消極的な意識が隠されているかもしれません。
ただし、暗い色が悪いというわけではありません。何事もバランスが大事ですので、暗色に偏っているあんら明るい色、明るい色に偏っていたら暗色をプラスすると意識すればよいのです。
この時、一気に暗い色の服を捨ててしまうと「明日着ていく服がない!」事件が起きるので、捨てすぎも注意です。これまでの自分を急に変える必要はありません。コーデしやすいバランスは「暗色を7割残し、空いた場所にカラーアイテムを3割追加」です。
例外、黒い服が多い人は軸が定まっている場合も!
余談ですが、暗い色を好む人と黒を好む人は似て非なる傾向があります。カーキやネイビーはないけれど、黒ばかりがたくさんある!という方は、ご自身の軸が比較的ハッキリしている場合も。
ですが、急に黒ブームが到来して黒ばかり買っているという場合は、もしかすると「強くなりたい」という心理が働いているかもしれません。黒は強さを象徴する色で、自分を武装したいときに黒を好むとされるからです。
このように、服の色は自分の心のバロメーターにもなるので、ぜひ適宜チェックしていきましょう。
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