
「らつにら」ではありません。「辣韮」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「辣韮」です。
「辣韮」の読み方は?
「辣韮」の「辣」は日常生活でも時折見かける感じのはずです。「辣」を含む言葉には「辛辣(しんらつ)」や「辣油・ラー油」などが挙げられます。なお「辣」は音読み「ラツ」の他、常用漢字表外の読みではありますが、訓読みで「から(い)・きび(しい)・むご(い)」と読みます。とはいえ、タイトルにもある通り「辣韮」の読みは「らつにら」でもなければ、もちろん「からにら」「きびにら」「むごにら」でもありません。
「辣韮」はユリ科の多年草で、その鱗茎(りんけい)を漬物にして食べるのが一般的です。塩漬けや甘酢漬けが多く、福神漬けと並ぶカレーライスの付け合わせとしても有名です。
正解は……
「らっきょう」です。
また漢字一字で「薤」とも書きます。
「辣韮」の「韮」は食用として親しまれている「にら」を指します。「韮」も「辣韮」と同じくユリ科の多年草です。「辣(から)」い「韮(ユリ科の植物)」という意味なのかと思っていましたが、「らっきょう」の名は漢名(中国での名称)の一つ「辣韮(らっきゅう)」に由来しているのだとか。
また小学館『日本大百科全書(ニッポニカ)』によると、平安時代には、「にら」は「美良(みら)」と呼ばれ、それに対応して「らっきょう」は「於保美良(おほみら)」(大ニラ)と呼ばれていました。
一般的にはひらがなかカタカナで表記されているので、日常生活で「辣韮」や「薤」に遭遇する機会は少ないかと思いますが、本記事をきっかけに「漢字ではこう書くのか!」と面白さを感じてもらえると幸いです。
★他の問題にもチャレンジ!
答えは>>>こちら
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 「髪が傷む」「すぐ色落ちする」「染まりムラがある」セルフの白髪染め悩みを解消する次世代のカラー剤。「美容パック」でおなじみのクレイを使った白髪染めとは!?【白髪ケアのプロ×研究員対談】
- 「お値段にも納得いく手応えです」あのシーズ・ラボのサロンケアが「本当に自宅でできてしまう」1台13役の最新鋭※マルチ美顔器の「ほんとにすごいところ」とは
- 美味しさの決め手は植物油!~油の達人に聞く植物油の魅力 vol.9/@和乃食 ここから【オリーブオイル、サラダ油、菜種油】
- 「急に老けた!?」と悩む40代、50代必見! 編集部員がリアルに実践「毎日キレイを保つ」お手入れ法
- 白髪に悩む40-50代女性が「泡クリーム」タイプの白髪染めをセルフでお試し!「もっとはやく使えばよかった」後悔の理由とは?
- 美味しさの決め手は植物油!~油の達人に聞く植物油の魅力 vol.8/@サンジャン・ピエドポー【オリーブオイル、キャノーラ油】