CA直伝! 5つのコツがデキる女は、目上の人に好かれる

2017.05.26 WORK

企業の経営者や幹部として活躍しているエグゼクティブと日々接している女性も多いことでしょう。彼らは一流であり続けるための考え方、行動、習慣を持ち、相手にも同等のスキルを求めます。「一緒に仕事がしたい」と思ってもらえたらしめたもの。元CA、そして10年間のクラブママを経験した筆者がコツをお伝えいたします。

1・第一印象は0.5秒で決まる!まずは「好印象」を抱かせよ

恐ろしい話ですが、人は相手を0.5秒で「好き・嫌い」を判断しているそうです。頭で理解している以上に、脳は視覚からの情報で物事を判断します。

いくらあなたが優秀であっても、第一印象で好感を持ってもらえなければ、その後、ネガティブなイメージが付きまとうもの。

「中身さえしっかりしていれば、外見は無関係でしょう?」という方もいるかもしれませんが、CAの採用試験を例に挙げると、一次試験(約5分ほどの簡単な質疑応答)で、実に5~7割の女性が落とされます。

「きちんと感」のある身だしなみはイロハのイ。そして、清潔感、美しい姿勢と表情を普段から習慣づけましょう。「もし、あなたが男性だったら、今のあなたに好感を抱きますか?」「もし、あなたが就職試験の面接官だったら、今のあなたを採用しますか?」

年齢を重ねるほど、地位が上がるほど、外見への注目度は高くなるのです。

 

2・意外な盲点!同性には細心の配慮を

フライト中、奥さま同伴でいらっしゃるお客さまの場合、最も気を付けなければならないのは、予想外に厳しい「妻の視線」です。というのも、こちらは普段通りに接していても、「夫に色目を使った」「話し方が媚びている」とのクレームをつける奥さまが意外と多いのです。

以来、ご夫婦なら「レディーファースト」に徹しています。奥さまが機嫌よくいてくれれば、男性も安心してエアラインを利用してくれますよね。

同様に、取引相手のお連れの女性にも要注意。思いもよらない「女」が同性を敵に回してしまうこともあるのです。逆に「この人なら安心」と思ってもらうには女度を下げること。丁寧ながらもテキパキと迅速に振る舞い、声はやや低めに、「私は敵ではありませんよ」アピールをお忘れなく。

 

3・痒いところに手が届く!先回りしたおもてなしで「デキる」をアピール

例えばフライト中、「頭痛薬を持ってきてほしい」と言われた際、薬だけお持ちするCAは落第生。デキるCAは「白湯もお持ちしましょうか?」と先回りした対応が当たり前です。

他にも、「寒いから毛布が欲しい」とのリクエストにも、毛布をお持ちした時に「温かなお飲み物もご用意できますが」など、ひとこと添えるのです。

オフィスで「会議の準備」と言われれば、議題や何名くらいか、コピーは何部くらい必要か、お茶出しのタイミングなど、積極的に訊いてメモをするといいでしょう。突然の用事を言い付けられた際も、「お急ぎですか?」「今は〇〇をやっておりますので、遅くとも○時までにはできますが、それでもいいでしょうか?」「明日の午前中にはお届けできますが、間に合いますか?」などと、具体的な時刻を提示するのも、相手に取っては有り難いもの。

常に先回りした対応と、きめ細かな配慮で対応しましょう。

 

4・一流の男ほど「Time is Money」。時間泥棒にならない

有能な男性ほど「時間が有限」であることを念頭に置いています。仕事、遊び、学び、休息。時間管理能力に長け、意思決定が早い。ならば、おのずとそれに合わせた対応ができる女性が求められます。

公私問わず、オファーがあれば返答は迅速なほうが親切ですし、こちらの信頼度も増していきます。食事中もダラダラと実のない話をするのはNG。忙しい相手にとって「時間泥棒」は最も嫌われるものの一つです。

相手が「それ面白いね、もっと聞かせてくれないか」とメモを取りたくなるような話題やアイディアを提供できれば、あなたのビジネスパートナーとしての価値をあげることになります。

 

5・常に「番狂わせ」「最悪の事態」への対応をシミュレーションする

「クリティカル・イレブンミニッツ」という言葉をご存知でしょうか?

航空機事故が最も起こりやすい「魔の11分」の意で、離陸後3分、着陸前8分のことを示します。この緊迫した時間、CAは着席しながらもキャビンを注意深く見渡し、万が一、事故が起こった場合、「お客さまをどの非常口へ誘導し、どのような手順で脱出させるか」「乗客がパニックを起こしたら、どのような声掛けをするか」を脳内でシミュレーションしています。

常に最悪の状況を設定し、それに対応できる準備をしておくのです。同様に、予期せぬ事態を想定し、適切に対処できるリスクヘッジの習慣をつけましょう。

番狂わせやトラブルはいつもふいに訪れます。事故渋滞、取引キャンセル、部下の失態――その時、「どう行動するか」の判断で、仕事はおろか人生さえも大きく変わるかもしれないのです。

 

以上、「5つの○○がデキる女は目上の人に好かれる」をお伝えいたしました。
ぜひ参考にしてみてください。

 

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