頼れる人がいないのに入院することになったら?おこなしさまの乗り切り術|おこなしさまという生き方(16)

2022.03.13 LIFE

結婚、出産をしていないと、女として幸せではないという人がいるけど、はたして本当にそうなのでしょうか。

「少なくても今の時点では、子どもがいない“おこなしさま”人生も、そんなに悪いものではないと感じている」

という、くどうみやこさん。自分の幸せは、自分で決める「おこなしさまという生き方」リバイバル配信です。

(2017年に書かれた記事の再配信となります)

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家族以外にも、サポートしてくれる人を身近に

多くの病院では売店やコンビニが入っていて、必要最低限のものはそこで買うことができます。とはいえ、術後や体調の状態によっては、院内でさえ歩いて行くことができません。「水が飲みたい」という簡単な欲求でさえ、誰かのサポートなしでは手に入れられないことがあるのが入院生活です。

入院で困るのが、身の回りのお世話を頼める人が身近にいるかです。長期入院となると、入院費用や収入減などの経済的な負担もさることながら、入院生活をサポートしてくれる存在が不可欠。長期の入院は本人も大変ですが、サポートする側にも負担がかかります。

 

入院中のサポートは家族が行うことが大半です。家族が傍にいればいいのですが、ひとり暮らしをしている娘が入院し、地方から親が上京してお世話をしなければならないケースもあります。まだ親が元気なうちは頼れても、だんだん年老いてくるとあまり負担はかけられません。

 

幸い私の入院時にはパートナーがいてくれましたが、入院先が自宅から離れていたので来られるのは週末だけ。平日は公私ともに親しくしている方達が仕事の合間を縫って、連日病院に来てくれました。「水を買ってきてほしい」、「化粧水がほしい」などのリクエストに応えてくれて、とても助かりました。逆の立場になったら出来る限りサポートしようと思いましたし、いざという時に家族以外で頼りになる存在がいることは心強いと実感しました。

 

40代、50代でも入院は他人事ではない

誰しも入院に不安はつきものですが、その不安はミドルエイジ世代が最も大きいとされるデータがあります。生活保険文化センターが行った「生活保障に関する調査」(平成25年度)の「ケガや病気に対する不安の有無」では、40代女性で「不安あり」は94.9%、次いで50代が94.5%と、60歳代の88.3%より上回り、ミドルエイジ世代は病気やケガに対して不安レベルが高いことが分かります。おそらく、定年を迎える60代より、現役で働いていて身体の衰えを感じ始める40代・50代の方が、入院に対して不安感を抱えているのではないでしょうか。

 

では実際に、入院の経験率がどれくらいかというと、同センターの調査「過去5年間での入院経験の有無」では、40代女性で入院経験ありが11.3%、50代 14.4%、60代 19.1%と、年代が上がるにつれ入院経験ありの割合が増えます。また入院時の入院日数は、40代女性で平均17.5日、50代女性で20.5日、60代女性で21.2日と、こちらも年齢と共に日数が増える傾向になっています。

 

短期入院なら一人で乗り切れても、長期入院となるとさすがに不便で困るため、誰かの手を借りることになります。身内が近くにいない方は、「お願い!」と頼んだら協力してくれる人間関係を築いておくことが大切です。健康なうちから「もし入院することになったらお互い助け合おう」と話しておけば、実際に頼むときはスムーズです。

 

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この記事を書いたのは
主婦の友社 OTONA SALONE編集部

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