
「らかん」ではありません。「罹患」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「罹患」です。
「罹患」の読み方は?
あまり喜ばしくないことですが、「罹患」という言葉を見かける機会が増えたような気がします。
「罹患」とは
病気にかかること。罹病。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
よく見かけるようになった「罹患」ですが、「らかん」と読むのは残念ながら間違い。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「りかん」です。
「罹患」の「罹」には“かかる。病気にかかる。こうむる。(出典元:罹|漢字一字|漢字ペディア)”という意味があり、読みは音読み「リ」と訓読み「かか(る)」のみです。
「罹(リ)」と読む代表的な言葉には「罹患」の他に、「罹病(リビョウ)」や「罹災(リサイ)」が挙げられます。「罹病」は「罹患」と同じ意味で、「罹災」も災難や災害にあう
という意味合いなので、理解しやすいと思われます。
「罹患」が「らかん」と読み間違われやすいのは、「罹」によく似た形の「羅」が要因だと思われます。「罹」も「羅」も部首は同じ「罒」ですが、読みも意味も異なります。
「羅」は
①あみ。とりあみ。あみで捕らえる。
②つらなる。ならべる。
③うすもの。うすぎぬの織物。
④梵語(ボンゴ)・外国語の音訳に用いられる。出典元:羅|漢字一字|漢字ペディア
を意味する漢字で、読みは
- 音読み ラ
- 訓読み(常用漢字表外)あみ・つら(なる)・うすぎぬ
です。
「羅」の後ろに「病」や「災」がつく言葉はありません。本記事をきっかけに「病気にかかったり、災難にあったりすることを表しているということは……」と「罹」と「羅」の違いを思い出していただけると幸いです。
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