ビミョーに迷う接頭語「お」「ご」どちらが正解?

2017.06.03 WORK

正解A

こちらは、「お」をつけるべきだけれど、言いにくくなる例です。「あ」で始まる言葉の場合で、和語の場合「お」をつけて丁寧にするのですが、非常に言いにくくなります。
「足跡」「頭」「味加減」なども、丁寧に言うとしたら「お」をつけるべき言葉ですが、とても言いにくいですよね。このような場合は、思い切って省き、続く言葉を丁寧に言えばいいのです。「足元にお気を付けください」「足元にご注意ください」など、後ろに出てくる「お気を付け」「ご注意」の方に接頭語を付け、丁寧な言い方にします。その方が言いやすいですよね。
確かにデパートの館内放送などで「本日はお足元の悪い中、ご来店くださいまして……」などと流れます。あれくらい滑舌良く言えたら問題ありませんね。

さあ、みなさん、結果はいかがでしたか?
どちらも使っている、両方間違いにも見える、そんなふうに混乱してしまったあなたに、正解の例文だけをリストアップ。
このリストにないものは忘れてください(笑)
言葉は変化するもので、昔は誤りとされた使い方であっても、今は市民権を得ているものもあります。それでも、そのいきさつを知っているだけで、将来柔軟に対応できますよ。

接頭語クイズ 正解リスト

声に出して読むと、効果が高まります。ぜひ、音読してみてくださいね。

  1. おともだち
  2. ごゆうじん
  3. おけしょう
  4. おべんとう
  5. ごゆっくり
  6. ごもっとも
  7. おへんじ、ごへんじ 両方OK。ただし年配者には「ご」
  8. おしゅうぎ、ごしゅうぎ 両方OK。地域性がある。
  9. 預金 不要。ただしあなたが銀行側の人間なら「ご預金」
  10. おあしもと 言いにくいので自信がなければ後ろに付ける言葉を丁寧に。

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