実は「キャリアについて相談できる相手」が周囲にいないケースが多いんです【キャリアの棚卸#2】

2022.04.06 WORK

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40代に入り、会社員生活の残りが20年を切りました。ちょっとだけ生活が落ち着いてきた人が次に考えるのが「この先どういうキャリアをどう積んでいくか」。この仕事をこのまま続けていくのか? 他の道を歩んでいくのか?

女性のセカンドキャリア研修を手掛ける株式会社Next Storyの代表、西村美奈子さんにお話しを伺いました。

【何から始めればいい?40歳を過ぎたら考える「キャリアの棚卸」のこと】

定年後のキャリアについて相談できる相手は驚くほど世の中にいない

40代半ばから長い時間、定年後のことを悩んでいた私ですが、その間ずっと「こんな風に悩んでいるのは私だけ」という思いがありました。

 

富士通時代、職場では紅一点、同期にも先輩にも女性がいなかった。みんな定年後のことなんて悩まないのかな、何をしようって思わないのかな……? 周囲にはなかなかそういう話をする相手がいなかったのです。

 

現在、私はセカンドキャリア研修を手がけていますが、今でも参加者のほとんどが「こういう話をできる仲間がほしかった」と気持ちを打ち明けてくれます。変わっていないんですね。どれだけ友人がたくさんいても、女性同士がまじめにキャリアの話をする機会はやっぱりまだ少ないんです。

 

いっぽうで、副業やパラレルキャリアなどの言葉は、リモートワークの後押しもあって急速に広まりました。書籍『ライフ・シフト』がヒットしたのもきっかかけになったでしょう。「人生は100年もある」「定年後に長い人生がある」ということに世間が急に気が付き始めています。

 

「私は何もできない」と思いこまず、まず動いてみることです

私は富士通でいろいろなことを経験させていただきましたが、逆に30年以上働いてきたにもかかわらず、「いったい私って何の専門家?」という悩みも常に持っていました。私、富士通の看板がなくなったら何もできないなと。

 

そんな迷いを持つ中、54歳で女性同士がキャリアを考えるコミュニティを立ち上げました。これで起業しようという目的意識は当時はまったくなく、ただ立ち上げたんです。なぜなら、ライバルであるはずの他社さんたちとの交流が本当に楽しかったから。いろいろな会社の方達と話をすることが本当に心地よかったので、自分でもやってみたかったというのが動機でした。

 

ただし、動いていれば何かが見えてくるかな?とは漠然と思っていました。どんなことでも続け、人と会い、アクションをしているとどんどんアンテナ感度が高くなります。続けていくうち、たまたま坂東先生と名刺を交換する機会に恵まれ、こんなこと考えているんだと話したことで、こうして話が進んできました。自分ひとりで迷って悩むことを卒業し、アクションに移すと、周囲も動くんです。

 

私も40代後半からの約10年、どうしようどうしようとひたすら一人で悩んでいました。でも、専門の本を読んでみたり、気になるイベントに参加してみたり、これだけで見えている風景は変わります。そして、行動していくと、これは違うな?というのも自分でわかるようになります。

 

これが好き!と思って始めてみたけど、やってみたら好きではなかったということも出てきます。私の主催するセカンドキャリア研修の研修生のある方は、ある資格を取ろうと勉強を始めたけれど、全然興味が持てないことに気が付いて中断したそうです。ですがこのケースは失敗ではありません。いちど始めてみたからこそ気づくことができた、その上で中断を選んだことに意義があります。

 

NEXT>>>実は、セカンドキャリアは「何をやっていいかわからない」人が多いんです!

>>>このお話の続きは総集編でお読みいただけます!

★次回セミナー7期生募集中。6/4(土) AM/PM、7/3(日) AM、7/9(土) PM の3日間(4コマ)です。

詳しくは

https://next-st.com/post/eventinfo/20220604-1/

 

お話/西村美奈子さん


株式会社 Next Story 代表取締役 富士通グループ在職中から「マチュア世代の働く女性のセカンドキャリア」をテーマ に研究に従事。早期退職後、自身の経験と研究をベースに会社設立。昭和女子大現代ビジネス研究所研究員、2級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格)

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この記事を書いたのは
OTONA SALONE編集部 井一美穂

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