「しもね」ではありません。「下値」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「下値」です。
「下値」の読み方は?
「下値」とは
1 取引で、現在の相場よりも安い値段。
2 買い物の代金の一部として取ってもらう品物の値段。下取りの値段。出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
「下」にはさまざまな読み方があります。特に訓読みには10もの読みがあります。「下値」とあると「しもね」や「もとね」といった読みも思い浮かぶかもしれませんが、残念ながらこれらは不正解。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「したね」です。
「下値」の対義語は「上値」です。「上値」は“今までの相場よりも高い値段。高値。(引用元:精選版 日本国語大辞典)”を意味し、「うわね」と読みます。「うえね」ではないのでご注意を!
これらはなんと読む!?
「下」の読みは
- 音読み カ・ゲ
- 訓読み した・しも・もと・さ(げる)・さ(がる)・くだ(る)・くだ(す)・くだ(さる)・お(ろす)・お(りる)
です。
では以下の「下」がつく言葉はなんと読むでしょうか。
- 下請
- 下火
- 下知
- 下座
- 下端・下破
「下座」と「下端・下破」はやや専門用語的かもしれません。どちらも舞台や能など芸能に関する言葉です。
それぞれ意味を簡潔にまとめると
- 「下請負」の略で、引き受けた仕事の一部や全部を、さらに他の人が引き受けること。
- 火の勢いが弱くなること。下からあてる火、など。
- 命令すること、など。
- 芝居などで、舞台に向かって左のほう、など。
- 能・狂言で、演者の登場の囃子(はやし)の一つ。②歌舞伎で、貴人の出入りなどに用いる囃子の一つ。
(出典元:下|漢字一字|漢字ペディア より)
を意味します。
正解は……
- したうけ
- したび
- げち
- しもざ
- さがりは
です。あなたはいくつ読めましたか?
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