
「みずぬくむ」ではありません。「水温む」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「水温む」です。
「水温む」の読み方は?
「温」の訓読みを聞かれたら、「あたた(か)」「あたた(かい)」「あたた(まる)」「あたた(める)」がすんなりと思い浮かぶかと思います。とはいえ、「水温む」の読みは「みずあたたかむ」ではありません。
「温」の訓読みは、先で紹介した読みの他、常用漢字表外の読みにはなりますがあと6つもあります!
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「みずぬるむ」です。
「水温む」は
春の日ざしを受けて、池や沼などの水温が少し上がることをいう。水の中に生き物も戻ってくる。
出典元:西東社編集部『今日から役に立つ! 常識の「漢字力」3200』p.229(西東社、2016年)
という意味で、春を表す季語です。
「温」の訓読み
まず「温」の音読みには、「オン」と常用漢字表外の「ウン」があります。
一方訓読みは、冒頭で紹介した「あたた(か)」「あたた(かい)」「あたた(まる)」「あたた(める)」の他に、常用漢字表外の読みで
- ぬく(い)
- ぬる(い)
- ぬく(める)
- ぬく(まる)
- たず(ねる)
- つつ(む)
があります。
「温かい」とあったら読みは「あたたかい」ですが、「温い」とあった場合には「ぬくい」または「ぬるい」と読みます。「あたたかい」と読まないよう注意しましょう。
なお「温ねる(たずねる)」は“復習する。よみがえらせる。(出典元:たず−ねる|言葉|漢字ペディア)”という意味です。
「温ねる」だけだとその意味にピンと来ないかもしれませんが、「温故知新」という四字熟語なら知っている人は少なくないはず。「温故知新」は「故きを温ねて新しきを知る」すなわち先人の知恵に学ぶことを意味します。
「温故知新」の漢字に対して「なぜ『温』の字を使うのだろう」と思っていましたが、「温」という漢字には「あたたかい」以外にもさまざまな意味があるんですね。
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