
「うすごおり」と読む場合もありますが……「薄氷」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「薄氷」です。
「薄氷」の読み方は?
「薄氷」にはさまざまな読み方があります。「薄」と「氷」の読みの中でも、日常的によく用いられる読みで「うすごおり」と読むと、薄く張った氷を表すこともできますが、富山県の銘菓を表します。
富山県小矢部市、五郎丸屋が製造・販売する銘菓。富山特産の新大正米を精製した薄い煎餅種に和三盆糖を塗布したもの。口の中に入れると薄氷が溶ける様に溶ける。
出典元:小学館 デジタル大辞泉プラス
また「はくひょう」とも読むことができます。「うすごおり」も「はくひょう」も薄く張った氷を表しますが、本記事でご紹介したいのは、同じ意味を表すより特徴的な読み方。
なんと読むか分かりましたか?
正解は……
「うすらい」です。
「うすらい(うすらひ)」は現代で春の季語を表します。
「薄」を使った、読めそうで読めない言葉
読めそうで読めない「薄」のつく言葉に
- 薄る
- 薄
があります。
「薄る」は、もし送り仮名が「〜める」「〜まる」「〜れる」であれば「薄める(うすめる)」「薄まる(うすまる)」「薄れる(うすれる)」と読むことができますが、「うする」と読むことはできません。
また「薄」は、音読みなら「ハク」と読みます。しかし訓読みの場合には「そんな読み方があるの?!」と驚く人がいるのではないでしょうか。
正解は……
- せまる
- すすき
です。
「薄る」は“草木が間をあけず、びっしりと生える。すきまなくくっつく。(出典元:せま−る|言葉|漢字ペディア)”を意味します。
「薄(すすき)」は「芒」とも書き、
イネ科の多年草。山野に群生。秋、黄褐色の花穂(カスイ)をつける。花穂は「オバナ」といい、秋の七草の一つ。葉・茎は屋根をふくのに用いた。カヤ。
出典元:すすき|言葉|漢字ペディア
という意味を表します。
「せまる」も「すすき」も常用漢字表外の訓読みであり、日常生活で遭遇する機会はほとんどないかと思いますが、厚みが少ないことなど「以外」の「薄」の意味に面白さを感じていただけたら幸いです。
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