「ぞくぼう」ではありません。「嘱望」の読み方、知っていますか?

2022.07.20 QUIZ

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「嘱望」です。

「嘱望」の読み方は?

「嘱望」の「嘱」には「金属(きんぞく)」や「属性(ぞくせい)」といった言葉に用いられる「属」が含まれているので、思わず「ぞくぼう」と読んでしまった人がいるかもしれませんが、残念ながらそれは間違い。

まずは正解を見てみましょう。

正解は……

「しょくぼう」です。

「嘱望」とは

人の前途・将来に望みをかけること。期待すること。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

という意味です。例文には「将来を嘱望されている若手社員」などが挙げられています。

「嘱」の読みは

  • 音読み ショク
  • 訓読み(常用漢字表外)たの(む)

で、「ゾク」という読みはありません。

一方「属」は

  • 音読み ゾク(常用漢字表外)ショク
  • 訓読み(常用漢字表外)つ(く)・やから

と読み、常用漢字表外の読みではありますが「ショク」と読むこともあります。そのため「属望」とあったときにはその読み方に注意しなければなりません。「属望」の読みは「嘱望」と同じく「ショクボウ」です。「ゾクボウ」ではないので注意してください。「属望」も「嘱望」も意味は同じです。

もう一つ読み方に注意したい「属」がつく漢字に「属目」が挙げられます。この漢字の読みは「ゾクモク」ではありません。「ショクモク」と読み、「嘱目」とも書きます。

「属目・嘱目」は

①目をつけること。関心をもって見守ること。
②目にふれること。

出典元:ショクモク|言葉|漢字ペディア

という意味です。

 

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