「だいた」ではありません。「代田」の読み方、知っていますか?

2022.07.29 QUIZ

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「代田」です。

「代田」の読み方は?

「代」は「時代(じだい)」や「代替品(だいたいひん)」などの言葉に用いられていますが、「代田」の読みは「だいた」ではありません。

まずは正解を見てみましょう。

正解は……

「しろた」です。

「代田」とは

田植え前の田。田植えの用意のととのった田。

出典元:精選版 日本国語大辞典

という意味です。

小学館『デジタル大辞泉』には“代掻き(しろかき)を終えて、田植えの用意の調った田”ともあります。「代掻き」は田植えを行う前の作業の一つで、水田に水を入れ、鍬(くわ)などを用いて、土の塊を砕いてかきならす作業を表します。

では、「代物」はなんと読む!?

「代」には

①かわる。かえる。かわってする。
②かわりになるもの。商品や労力にみあう金額。
③よ(世)。
(ア)歴史上の大きな区分。
(イ)王朝。
(ウ)天子や家長がその地位にある期間。
(エ)年齢や年号の範囲。
④しろ。田地。

出典元:代|漢字一字|漢字ペディア

という意味があり、その読みは

  • 音読み ダイ・タイ
  • 訓読み か(わる)・か(える)・よ・しろ

です。

では、「代物」はなんと読むでしょうか。

ここで出題する「代物」が表す意味は

1 売買する品物。商品。
2 人や物を、価値を認めたり、あるいは卑しめたり皮肉ったりするなど、評価をまじえていう語。
3 《売り物になる意から》遊女。また、年ごろの美しい娘。
4 売り買いしたときの代金。転じて、金銭。だいもつ。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

です。例文には「めったにない代物」「大した代物だ」などが挙げられます。

正解は……

「しろもの」です。

「代物」には「だいもつ」「だいぶつ」「かわりもの」という読みもありますが、一般的なのは「しろもの」です。「だいもつ」「だいぶつ」「かわりもの」と読むと、“代わりの品物”を表すことになるので、場面によっては読み間違えないようにしたいところです。

 

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